映画の感想・評価・レビュー・ネタバレ「ポップコーン」のロゴ

ロッキー2
原題:ROCKY II

ロッキー2

ロッキー」(1977)の続編。
シルヴェスター・スタローンの初監督映画でもある。次は監督もやりたい!って言い出したのかな〜、かわいい。

ロッキーシリーズは、「ロッキー」(1976)、「ロッキー2」(1979)、「ロッキー3」(1982)、「ロッキー4/炎の友情」(1985)、「ロッキー5/最後のドラマ」(1990)、「ロッキー・ザ・ファイナル」(2006)。スピンオフで、「クリード チャンプを継ぐ男」(2015)、「クリード 炎の宿敵」(2018)だよ。

ロッキー2の映画情報

  • 1979年制作
  • 119分
  • アメリカ制作のアメリカ映画
  • 映倫(-)
監督
シルヴェスター・スタローン
キャスト
シルヴェスター・スタローン
タリア・シャイア
バート・ヤング
カール・ウェザース
バージェス・メレディス
トニー・バートン
ジョー・スピネル
レナード・ゲインズ
シルヴィア・ミールズ
フランク・マクレー
アル・シルヴァーニ
ジョン・プレシェット
ビル・ボールドウィン
ジェリー・ジースマー
ロッキー2のネタバレを含む場合があります

以下、「ロッキー2」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ロッキー2」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ロッキー2のあらすじ・ストーリー

アポロ・クリード(カール・ウェザース)との闘いに負けたロッキー(シルヴェスター・スタローン)は、ボクシングを引退し恋人エイドリアン(タリア・シャイア)と結婚。
ポーリー(バート・ヤング)は、ロッキーの紹介でガッツォのもとで取り立て屋をしていた。
そんななか、エイドリアンは妊娠するが。ロッキーは周りにされるがままにCM撮影をするも役を果たすことができず、ポーリーの紹介で精肉工場で働くが解雇。
ボクシングが恋しくなるが、エイドリアンにもミッキー(バージェス・メレディス)にもとめられ復帰は断念。ボクシングの側にとミッキーのジムで働くことになるが...。

ロッキー2の感想・評価・レビュー

「<a href=”/drama/6114/” target=”_blank” class=”window”>ロッキー</a>」(1976)から3年経つけど、映画のはじまりはアポロとの闘いの再放送。今後、これが映画ロッキーの続編のお決まりのスタートになるわけだけど、結構な長い時間(というかそのまんま)「<a href=”/drama/6114/” target=”_blank” class=”window”>ロッキー</a>」(1976)のアポロVS.ロッキーが流れる。
こんな映画みたことないよ、ふつうに流すなんてみたことない。スタローン監督が、「前の死闘シーン、すごいよかったし流そうよ!いいものは何度みたっていいんだって!流そうよ!」とでも言ったのか、あたしの場合ついこの前みた「<a href=”/drama/6114/” target=”_blank” class=”window”>ロッキー</a>」(1976)の最後をもう一度みるはめになった。

アポロとの闘いがあまりにも激しかったために、もうボクシングなんてやらない!てかんじで、平和に暮らすんだエイドリアンと♪的な流れで急に髪が伸びたエイドリアンと結婚。死ぬほどしあわせそうなロッキーとエイドリアンが微笑ましかったが、そう簡単にはいかない。

ボクシングと取り立て屋しか経験がないのはもちろんだけど、一躍スターになったはいいがタレントみたいなことはできない不器用なロッキー。(たいがいの人がそうだろうけど。)撮影にエイドリアンも呼んで、世界一不器用な男みたいなかんじでグダグダになる。スターのはずのロッキーを撮影の監督だかなんかが罵る。素人にやらせているという前提がなく、あんなにも怒られるのがアメリカなのかな。

CM撮影も中止、もらえるはずだったギャラがもらえない。でもエイドリアンのお腹には赤ちゃんがいる。
職安みたいなところに行って、オフィスワークを希望するけどそんなの競争が激しくて無理。力仕事をやれと追い返されるようなかんじ。なにもしたことないロッキーがオフィスワークを望んでるセリフはちょっと笑けた。

けっきょく就けた仕事は精肉工場。真面目に仕事をした。生まれてくる新しい家族のために、エイドリアンのために、仕事をがんばった。無心で、なにも考えないようにするためのようにがんばった。

が、ボクシングへの熱を抑えることができなかった。解雇ではあるけど、ボクシングで生きるという運命に引き寄せられるかのように、ロッキーはやっぱり俺にはボクシングしかない、て感じちゃう。
サンドバッグを見ると心が踊っちゃうんだろうね、闘いたくなっちゃうんだろうね、自分に戻れるんだろうね。

アポロとの再戦に燃え出すけど、ロッキーを心配するエイドリアンの顔色をうかがうとどうも本気になれない。エイドリアンは気が気じゃない。愛する夫が危険な目にあうわけだし、子どもも生まれてくるわけだし。だから危険ではない仕事に就いてほしいと考えるのはふつうのことだ。

無事、子どもは生まれたけど、エイドリアンは目を覚まさない。ポーリーに言われた「お前が応援しないからロッキーはボクシングに本気になれないんだバカ」的なことを言われて倒れ込み、そこから目を覚まさない。

ロッキーはエイドリアンが心配で心配で、じぶんのせいでエイドリアンを困らせてしまったことを後悔する。あまり考えたことがなかったかもしれない、神頼みすら試みる。そんなロッキーを心配するミッキーといっしょに、倒れてしまったエイドリアンの目がさめることを祈る。
待ち望んでいた子どもを見ずに、エイドリアンが目を覚ますのをただひたすら待つ。エイドリアンといっしょに子どもを見るんだって言って。

想いが通じたのか、エイドリアンは目を覚ます。
そして、なぜか「勝って!」とロッキーを応援する。やっと時間が流れ出す。
エイドリアンはロッキーがキラキラしているときの夢でもみていたのか、ずっとエイドリアンを想って祈っていたことがわかったのか、好きな男に好きなことをさせてやれと実は誰かが助言したのか、突然エイドリアンがロッキーを応援する。

単細胞なロッキーは、もうボクシングはやめようと本気で決意したのも束の間、エイドリアンの一言で「うそ!?いいの!?うれしい!」て顔で練習を再開する。この前までのロッキーとは違う。背負うものがさらに増えてる。責任も増えてる。みんなの思いも増えてる。

ハートの差だったのか、ロッキーはアポロと同時に倒れ、かろうじてロッキーが立ち上がり勝利をおさめる。

 

ロッキーを励ましたり、怒ったり、エイドリアンの役割というのが確立された今回。
マイペースなロッキーだけど、エイドリアンに言われたことは絶対になっちゃう。でもじぶんの希望とエイドリアンの気持ちが方向違うと、ピュアなロッキーは落ち込んじゃう。

エイドリアンが応援しないと力が出ないロッキー。闘志に燃えている男だけど、実は全身に愛が詰まっているさみしがり屋さんなのが、愛おしい〜。

男性はロッキーのようにひたすら女性に愛を与えてほしいし、好きなことを追い求めるべきで、女性はエイドリアンのように常に男性を心配し気遣い、好きなことを追い求める男を影ながら応援するべきだ。
男女というのは、ロッキーとエイドリアンみたいな関係が理想なのかもしれない。少なくともあたしはそう思ったよ。
片割れがつらいと、片割れもつらくなるの。片割れがしあわせだと、片割れもしあわせなの。ぜんぶいっしょ、ふたりでひとつの関係。

シルヴェスター・スタローンは、たぶんそれを知っているひとなんだね。かっこいい。

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