映画の感想・評価・レビュー・ネタバレ「ポップコーン」のロゴ

ザ・インターネット
原題:THE NET

ザ・インターネット

続編として「ザ・インターネット2:美しき逃亡者」(2006)という映画があるらしい。ウィキペディアによると、本作とはストーリーが無関係で、インターネットもほとんど関係なく、別物だそう。ちょっとみたいけど。

テレビドラマ化もされたようで、1998年に1シーズン(22話)が放送されたんだって。シーズン1だけ?ヒットしなかったようだね〜。

ザ・インターネットの映画情報

  • 1995年制作
  • 114分
  • アメリカ制作のサスペンス映画
  • 映倫(-)
監督
アーウィン・ウィンクラー
キャスト
サンドラ・ブロック
ジェレミー・ノーサム
デニス・ミラー
ダイアン・ベイカー
ウェンディ・ガゼル
ケン・ハワード
レイ・マッキノン
ザ・インターネットのネタバレを含む場合があります

以下、「ザ・インターネット」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ザ・インターネット」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ザ・インターネットのあらすじ・ストーリー

コンピューターのソフトなどをチェックして、バグやウィルスを見つけるフリーのプログラマーのアンジェラ・ベネット(サンドラ・ブロック)は、6年ぶりの休暇を控え、最後の仕事をしていた。サンフランシスコにいる仕事仲間デールから、一枚のフロッピーディスクが届き開いてみると、そこには国家機密のデータへアクセスできる情報が入っていた。気になりつつも、フロッピーディスクを持ってアンジェラは旅行へ出かけた。
リゾートでジャック(ジェレミー・ノーサム)と出会いデートを楽しんでいると、パスポートなど身分を証明するものすべてを盗まれてしまう。ジャックはフロッピーディスクが目的でアンジェラに近づき、フロッピーディスクを盗み取りアンジェラを殺そうとする。しかし間一髪、アンジェラはフロッピーディスクを取り戻して逃げ出すことができた。
しかし、アンジェラの災難は終わらなかった。アンジェラはすぐにパスポートの再発行を依頼したが、アンジェラはアンジェラではなく、ルーク・マークスという別人にされていた...。

ザ・インターネットの感想・評価・レビュー

まさかインターネットがこれだけ身近になって、生活になくてはならないものなるとは。若かりしサンドラ・ブロックのチープでおもしろい映画のひとつ!

 

 

 

コンピューターのソフトなどをチェックして、バグやウィルスを見つけるフリーのプログラマーのアンジェラ・ベネットは、6年ぶりの休暇を控え、最後の仕事をしていた。

サンフランシスコにいる仕事仲間デールから、一枚のフロッピーディスクが届き開いてみると、そこには国家機密のデータへアクセスできる情報が入っていた。

休暇旅行に出発する翌日の朝にアンジェラのもとを訪れると言ってデールは飛行機事故で亡くなり、アンジェラは旅行へ出かけた。

リゾートでジャックと出会いデートを楽しんでいると、ひったくりに遭い、パスポートなど身分を証明するものすべてを盗まれてしまう。ジャックはアンジェラに近づき、例のフロッピーディスクを手に入れるのが目的で、ひったくらせたバッグからフロッピーディスクを盗み取ったあとはアンジェラを殺そうとしたが、間一髪、アンジェラはフロッピーディスクを取り戻して逃げ出すことができた。

アンジェラはすぐにパスポートの再発行を依頼したが、アンジェラはアンジェラではなく、ルーク・マークスという別人にされていた。帰国するために仕方なくルーク・マークスとサインして帰宅すると、なぜか家は売りに出されていた。アンジェラがアンジェラである証明もできないため、どうすることもできず売られた家を後にした。

普段から近所付き合いもなく、自宅で仕事をしていたアンジェラが頼れるのは昔の恋人アラン。アランは半信半疑だったがアンジェラをサポートしたが、アンジェラを追ってきたジャックに殺されてしまう。

完全にひとりになったアンジェラは、自分が所属している会社で、アンジェラとして働く人物がいると知り、探りにいった。アンジェラ・ベネットとして見知らぬ女性が働いていた。偽アンジェラの隙をついて、アンジェラはPCで例の国家機密へアクセスできるサイトを調べると、セキュリティシステム”ゲートキーパー”を使って様々なデータを書き換え、情報を操作しているのが、プレトリアンだということを知り、データをコピーして証拠を確保した。

世の中では最近起こる様々なコンピュータの誤作動を守るため”ゲートキーパー”の導入が推奨されていた。”ゲートキーパー”を開発した会社が、自らコンピュータを操作して誤作動を起こし、”ゲートキーパー”の普及を促進していたのだ。

アンジェラは、すぐにコピーを展示会で自由に使用できるPCからFBIに証拠データを送って告発した。さらに、偽アンジェラのデスクにあったウィルスで”ゲートキーパー”を壊した。追ってきたジャックは、アンジェラとの死闘の末、落下して死亡。

アンジェラの告発によって、”ゲートキーパー”のバグが知れ、開発者は逮捕された。アンジェラは身分を取り戻し、施設から母親を連れ戻してふたりで生活をはじめた。

 

 

 

いまみると、たぶんすごくおかしい話というか、たしかにコンピュータというのはなんでもできるし、めちゃくちゃすごいハッカーが国家機密データにアクセスしようとしたらできるのかもしれないけど、展示ブースのPCでウィルスひとつ投入して破壊できるものではないような気がするけど、そんなことはこの時代においてはどうでもいいこと。

この映画は昔からすきなんだけど、テンポがよくて、主人公がどうにもならないくらい窮地なのがおもしろいんだとおもう。

ただ、おもしろいサスペンスだなぁ〜とおもった当時よりは、かなりチープだったけども、時が経てば90年代ころのサスペンスなんて大方こんなもんだ。てかこのチープさのなかにあるおもしろさが好きなんだ。

 

いつだかみた「ケーブルガイ」(1996)みたいに、誰も自分を信じてくれないとか、自己がなくなっちゃうとか、その手の話はとにかくこわい。特に今回の「ザ・インターネット」(1995)は、メールやチャットや電話でしか人と関わらない生活をしてきた彼女だからこそ、全面的に不利になった災難。ゲートキーパーという脅威から世界を救ったアンジェラは大したものだけど、そんな彼女は日頃常にPCとにらめっこをして孤独に生きていた、いまではたくさんいそうな人種。

そんな人たちも、PCのなかでは、ネットのなかでは、それなりのコミュニケーションをとっているだろうけど、いざというとき、自己を証明してくれる存在になるのだろうか。別に対面である必要がないことが増えているけど、実際に会って目を合わせて話すこと以上に、絆みたいなものを築ける方法はないでしょう?ネットは毎日するし、SNSも覗き見たりするけど、まだそこは信じているタイプだからな。自分の存在を証明できる絶対的なもの信頼を置ける友だちや恋人は、少なくてもいいからいてほしい。

さみしい気持ちを紛らわしてくれるネットのなかの友だちも悪くはないけど、絶対に裏切らない、なにかあれば飛んできてくれる存在は絶対に大事にしたいね。

アンジェラは母親がアルツハイマー病だということもあって、コンピュータに負けてしまった。都合のいい話だけど、そんなことが可能になってしまう、こわいコンピュータの力は、人と人とのつながりを持つことでしか勝つことはできないんだろうな。かなり大げさな感想文になってしまったけど、それくらいひととのつながりは財産になるくらい宝物だってことだ。

あたしもその手のつながりは苦手だけど、ネットの世界の顔が見えない何者かとのやり取りはもっと苦手だなー。

SHARE