
WOWOWでみたよ。
ケーブルガイの映画情報
- 1996年制作
- 95分
- アメリカ制作のサスペンス映画
- 映倫(-)
- 監督
- ベン・スティラー
- キャスト
- ジム・キャリー
マシュー・ブロデリック
レスリー・マン
ジャック・ブラック
ジョージ・シーガル
ダイアン・ベイカー
ベン・スティラー
エリック・ロバーツ
エイミー・スティラー

以下、「ケーブルガイ」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ケーブルガイ」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ケーブルガイのあらすじ・ストーリー
恋人と別れ、新しい部屋に引っ越してきたスティーヴン(マシュー・ブロデリック)。
ケーブルテレビの配線工事"ケーブルガイ"を呼び、やっと訪れたケーブルガイ(ジム・キャリー)はかなり変わった人間だった。ケーブルガイの勢いに圧倒されるスティーヴンだったが、馴れ馴れしく押されそのまま親しくなる。
しかし、ケーブルガイの友情が異常なものになってくる...。
ケーブルガイの感想・評価・レビュー
ジム・キャリーの映画って、みているようでぜんぜんみていないことに気づいた。
特にみていたのは高校生〜大学生くらいのときだし、あのころみていたのもコメディー色が強いものだけだったから、ジム・キャリーがこんな表情も演じているなんてまったく知らなかった。
ジム・キャリーすきだよ〜なんて調子のいいことを言ってたことを反省してる。。
この映画はとてつもなく恐ろしい。
お化けだの化け物だのオカルトだのの映画は基本的にみないけど、この手の人物はそれら以上に怖いとおもってる。
だれからも好かれているような奴、実は超ド級に極悪人てのがいちばん恐ろしい。
こんなに恐ろしい人間なのに、親しい人物がケーブルガイの恐ろしさをまったく知らない。むしろいいひとになっていて、逆にじぶんが頭おかしいんじゃないかとおもわれる。
最愛の恋人すら、じぶんを信じてくれなくなって、悪の根源に騙され、ケーブルガイを信頼しだしてる。
だれひとり味方がいなくなってしまう状況こそ恐怖だし、絶望的だ。
胸くそわるいって表現がピッタリなくらい、その恐怖と苛立ちが半端じゃなかったな。
そう、こうゆー映画はすきくない。
味方を失うことがどれだけさみしくて、かなしくて、つらいことか簡単に想像できるからかな。
今さらながらジム・キャリーのポテンシャルに脱帽しつつ、胸くそわるいケーブルガイの頭のいい策略に恐怖を覚えたのと、人のいいスティーブンたちに許すことは大切なことだと教えてもらったよ。


役者について思うこと
ジム・キャリー

孤独な生い立ちやさみしさから、友だちに執着するケーブルガイを演じたジム・キャリー。
こんな恐ろしい表情ができるとは、ジム・キャリーの映画なんてほんの一部しかみていなかったことを知らされた!
このころはおそらく33歳くらい。おっと、いまのあたしの年齢か。
いまはすこし心配なかんじになってるぽいけど、好調に役者人生を駆け上がってる真っ只中てころかな。
まだまだ知らない、ジム・キャリーをみないとあかんな。