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デンジャラス・ビューティー
原題:Miss Congeniality

デンジャラス・ビューティー

サンドラ・ブロックのロマコメ最盛期のころの映画。日本でもヒット、この辺りの前後数年の映画はちょっとオシャレでたのしいものが多い。
「スピード」(1994)のヒット以降、ここからさらに階段をのぼって、どんどん女優として深みを増していったかんじ。続編は「デンジャラス・ビューティー2」(2005)だよ。

ひとつ注意点。川原亜矢子吹き替えのDVDなら、間違いなく英語と字幕でみることをおすすめするよ〜。

デンジャラス・ビューティーの映画情報

  • 2001年制作
  • 110分
  • アメリカ制作のコメディサスペンス映画
  • 映倫(-)
監督
ドナルド・ペトリ
キャスト
サンドラ・ブロック
マイケル・ケイン
ベンジャミン・ブラット
ウィリアム・シャトナー
アーニー・ハドソン
キャンディス・バーゲン
ジョン・ディレスタ
ヘザー・バーンズ
メリッサ・デ・ソーサ
ウェンディ・ラクエル・ロビンソン
ディアドレ・クイン
スティーヴ・モンロー
エイシャ・デマーコス
デンジャラス・ビューティーのネタバレを含む場合があります

以下、「デンジャラス・ビューティー」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
デンジャラス・ビューティー」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

デンジャラス・ビューティーのあらすじ・ストーリー

小さなころから正義感と負けん気が強かったグレイシー・ハート(サンドラ・ブロック)はFBI捜査官としてがんばるが、空回りばかりでまわりの捜査官から厄介者になっていた。がむしゃらになって、頭よりも行動が先に出てしまう性格で、事件でミスして、自宅に帰ればサンドバッグを叩くことで悔しさを振り落としていた。

ある日、連続爆破魔の声明文でミスコンテストの爆破予告を解読したFBIは、エリック・マシューズ捜査官(ベンジャミン・ブラット)の指揮で潜入捜査にのり出した。ミスコンテストのニュージャージー代表として、グレイシーが出場することになった。普段から身だしなみを整えることもしないグレイシーがミスコンに出場するために充てがわれたのは、コンサルタント歴大ベテランのビクター(マイケル・ケイン)。ビクターの手腕でわずか48時間で、美容に一切無関心のグレイシーをミスコンに出場するにふさわしいレディーに仕立て上げた。
むしろ本来の美しさを取り戻した風のグレイシーは、いざミスコンに出場。影にはたくさんの捜査官が配置され、ミスコンの大会委員長のキャシーやテレビ局などにも連絡がされ、警戒態勢で臨んだ。

ミスコンの予選もはじまり、グレイシーもいやいやながら仲間と打ち解けてきたころ、いざテレビ中継がはじまるという本番前夜に、犯人が逮捕されたと知らせが入る。
事件は解決で捜査官たちは撤収していくが、グレイシーが仲間と夜遊びしている最中に掴んだキャシーたちの噂を聞いて、操作を続けてほしいと訴えるもボスは却下。仲間の捜査官も命令に従うしかなく、グレイシーはバッジと銃を持たず、ひとり残ってミスコンに出場しながら操作を続けることにした。
テレビ中継当日、どんどんコンテストは進行していった。グレイシーはひとりで怪しいものにはなんでも目をつけて捜査していた。

一方、局に戻ろうとするエリックたちは、ビクターの話からキャシーと息子が不審だと気づき、ミスコンへ戻った。
いよいよコンテストの優勝者が発表されると、キャシーの息子が優勝者がかぶることになる王冠に設置された爆弾の爆破スイッチを押そうとしていた。爆破スイッチを押そうとするキャシーの息子を止めるエリック、王冠をかぶる優勝者のシェリル(ヘザー・バーンズ)から王冠を奪うグレイシー。爆弾はグレイシーが放った先で爆破し、被害は最小限で済んだ。

デンジャラス・ビューティーの感想・評価・レビュー

ロマコメの要素もあるけど、「デンジャラス・ビューティー」(2001)はロマンス要素よりもグレイシー・ハートやビクターたちのキャラクターのほうがたのしい。

べつにストーリーはなんてことない、大好きだけど特別おもしろい話はない。ずっこけグレイシーがきれいになっちゃうとか、オネェのビクターがグレイシー指導するとか、キャピキャピした若いミスコン出場者たちがとても庶民的なのとか、キラキラ要素とコミカル要素がたのしいのだ!

昔、はじめてこの映画をみたときは高校生くらい。思春期のあたしにとっては、外国人の顔立ちやプロモーションに憧れる映画でもあったし、世界平和を笑顔で真剣に語る能天気女の子たちがグレイシーのように嫌いじゃなくなった映画でもある。

あたしの周りに世界平和を語る能天気はいなかったし、いまもいないけど、真剣に世界平和を願って、さらに世界が少しでも変わればいいなと本気でおもって活動しているギャルたちに、ひっそりと心を打たれていたのは高校生のころの話。

さすがに大人になったいま、心を打たれることはなかったけど、やっぱり世界平和は願ってるし、訪れてほしい。それはきょうもおもうよ。

 

さいごに文句をひとつだけ。DVDの日本語吹替でみてみたら、サンドラ・ブロックの吹き替えがひどいのなんの。調べたら川原亜矢子かもしれないとわかってガックリ!当時売れていたということだろうけど、「週末婚」というドラマで川原亜矢子の芝居をみたことがあるけど、あんな大根役者はみたことがないし、この先も絶対彼女を上回る大根役者が出てくるとは思えないほどのひどい芝居を覚えている。まさにあの芝居でアテレコしているのは川原亜矢子の名前をみてピーンときてしまった…

あたしね、川原亜矢子って大好きなのよ。今も女優業を続けているようだし、かつての大根役者はもう卒業したということだとおもうけど、そりゃ当初は始球式も務めて人気が出てきたころ。話題の映画の吹き替えの話がきて、制作側もヒットのためには致し方ないと大根役者のアテレコにオッケーを出すしかないはずだけど、それにしてもひどい。

サンドラ・ブロックや監督が、この吹き替えをみたとしても、ネイティブ日本人の話し方がわからないわけだから、このひどい有様を感じることはないし、到底怒りを覚えることもない。不幸中の幸いとはこのことかもしれない。

大好きなサンドラ・ブロックの吹き替えを、これまた好きな川原亜矢子が務めたのはうれしいことだけど、無惨で拙劣の極みの吹き替えが誕生してしまったなんて皮肉なものだ…

ぜひ、今日の川原亜矢子の芝居が立派な女優としてふさわしいものになっていますように。

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