
「デンジャラス・ビューティー」(2001)の続編!前回、グレイシーといい感じになったベンジャミン・ブラットが演じたエリック・マシューズは、今回は出てないよ〜。
ドリー・パートンが本人役で出演してるよ。
デンジャラス・ビューティー2の映画情報
- 2005年制作
- 115分
- アメリカ制作のコメディ映画
- 映倫(-)
- 監督
- ジョン・パスキン
- キャスト
- サンドラ・ブロック
レジーナ・キング
ウィリアム・シャトナー
ヘザー・バーンズ
アーニー・ハドソン
ディードリック・ベーダー
エンリケ・ムルシアーノ
トリート・ウィリアムズ
エリザベス・ローム
エイブラハム・ベンルービ
アイリーン・ブレナン
レスリー・グロスマン
ルシア・ストラス
スーザン・チャン
ウィリアム・オリアリー
スティーヴン・トボロウスキー
ドリー・パートン
ミーガン・カヴァナグ
ドン・ペリー
ジョン・ディレスタ
レジス・フィルビン
オクタヴィア・スペンサー

以下、「デンジャラス・ビューティー2」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「デンジャラス・ビューティー2」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
デンジャラス・ビューティー2のあらすじ・ストーリー
ミス・アメリカ・コンテストでの事件から3週間後、主婦による銀行強盗の捜査を終えたグレイシー・ハート(サンドラ・ブロック)。コンテストに出場したことで名前が知り渡り、捜査にも支障が出ていた。署へもファンレターが届くなど人気はうなぎのぼり。FBIの信用回復のため、長官はグレイシーを"FBIの顔"にしたいと提案があり、グレイシーは女性のいい手本になれればとFBIの顔になることを決めた。
一方プライベートでは、コンテストの事件で親密になったエリックと恋人のように付き合っていたが、フラれてしまった。エリックは出世のためにマイアミに転勤していった。
数ヶ月して、久しぶりにミス・アメリカのシェリル(ヘザー・バーンズ)やスタン・フィールズ(ウィリアム・シャトナー)に再会したが、何者かにさらわれてしまった。グレイシーはこの誘拐事件の広報でラスベガスへ飛んだ。グレイシーのボディーガード役には、攻撃的な性格が問題でシカゴから飛ばされてきて、グレイシーとはバチバチな関係のサム・フラー捜査官(レジーナ・キング)がついてくることになった。
グレイシーは、ラスベガス市警が有力な手掛かりを得ていないので自らも捜査に乗り出した。いつも通りドジをしてニューヨークへ戻るよう命令されるが、さらに手掛かりを見つけて、フラーとふたり勝手にラスベガスに残り捜査をすることに。
まずはスタンの母親がいる老人ホームに行って母親に話を聞きにいった。スタンは博打ざんまいで高利貸しに借金がある事実を知る。高利貸しの情報を調べていると、グレイシーとフラーがこっそり捜査をしていることがバレてしまう。強制的に空港へ連れていかれたが、隙をみてまた逃げ出したふたりは捜査に向かった。
ショーパブでの捜査で犯人がわかったふたりは、トレジャーアイランドにシェリルたち人質がいるといわかり、カジノで犯人と遭遇、取っ組み合いの末にシェリルたちの場所を聞き出し、ショーの船底にいたふたりを助けた。船底に水が溜まり、グレイシーも船底から逃げようとしたが、衣装が引っかかり生き絶えそうになったが、フラーが助けにきて助かった。
捜査は終了、グレイシーとフラーはお互いに感謝し、いい友だちになれた。"FBIの顔"も終了することになり、ニューヨーク市警でいつもの任務が開始となった。グレイシーとフラーはコンビになり、仕事の前にグレイシーは以前応援しにいくと約束した少女プリシラの学校へ出向き、自分の信念を貫くことと、世界平和を伝えた。
デンジャラス・ビューティー2の感想・評価・レビュー
グレイシーはFBIの顔になって、ずいぶんと品と美を得ていた。特別美人ではないサンドラ・ブロックも、ブランド服にブランドバッグに身を包んでいるとキラキラして見えるし、ものすごくかわいかったな〜。
相変わらずのガムシャラでドジなグレイシーは健在だけど、化粧を直したいだの服がシワになるだの、FBIの顔としての立場をわきまえたのはいいけど、サンドラ・ブロックではなかったらちょっと鼻につくだろうな。
「デンジャラス・ビューティー」(2001)では川原亜矢子がつとめたアフレコも、今回はプロフェッショナルな声優に変わって、かなり落ち着いた。強いて言うと、ずいぶんと老けた声だけどね〜。
男勝りなグレイシーも、いわば戦ってもキャットファイト。そこへ、さらに上回る強さのサム・フラーが登場したことで、男も太刀打ちできない気持ちいい強めコンビが誕生した。コメディ的な展開であっても、サム・フラーを演じるレジーナ・キングはすごくかっこいいし気持ちいい!さすがにトゲがありすぎて、やりすぎな超頑固者な性格はちょっとイラついたけど、終盤の犯人兄弟を打ちかますシーンはかっこいい。もちろんグレイシーも。
続編になって、なかなかキャスティングがつまんなかったけど、おもしろさはさらに上回っていて大満足〜。コメディ要素は前よりも多めになってるし、エンドロールでNGシーンを入れるようになってたよ、ウケるね!この続編から15年近く経っているけど、またさらに続編してくれないかななんて思うくらいこの映画はたのしい。
マイケル・ケインは、さすがにグレイシーについていける体力はないだろうから仕方ないけど、FBIの顔のグレイシーは、マイケル・ケインにプロデュースしてほしかったな!