
WOWOW
で、「英国王のスピーチ」が初放送に合わせてコリン・ファース出演映画がいくつか放送されたうちの一本。
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と邦題が異なっていて、邦題だと「聖トリニアンズ女学院 史上最強!?不良女子校生の華麗なる強奪作戦」なんだって。タイトルでC級映画にしてしまう理由がわからない...。
ちなみに続編は「聖トリニアンズ女学院2」。
聖トリニアンズ女学院の映画情報
- 2007年(劇場未公開)制作
- 101分
- イギリス制作のコメディ映画
- 映倫(-)
- 監督
- オリヴァー・パーカー
- キャスト
- ジェマ・アータートン
タルラ・ライリー
コリン・ファース
ルパート・エヴェレット
ミーシャ・バートン
リリー・コール
ラッセル・ブランド
レナ・ヘディ
トビー・ジョーンズ
カテリーナ・ムリーノ
スティーヴン・フライ

以下、「聖トリニアンズ女学院」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「聖トリニアンズ女学院」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
聖トリニアンズ女学院のあらすじ・ストーリー
アナベル(タルラ・ライリー)は叔母が校長の聖トリニアンズ女学院に転校した。
聖トリニアンズ女学院は個性豊かな学生が自由に騒ぎまくる無法地帯だった。
しかし、実は学院が破産寸前という状態で、自由な学校を奪われては困ると学生たちは奮起。学院存続のための金を作るために、フェルメールの絵画、真珠の耳飾りの少女を盗むことを計画するが...。
聖トリニアンズ女学院の感想・評価・レビュー
日本とはぜんぜん違うけど、いわゆるギャルとかオタク、V系、セレブ系などに分けられそうなキャラクターの女の子たちがやりたい放題のハチャメチャ学園コメディ。
学院全体がハチャメチャでもちろん先生もそんな感じ。校長もぶっ飛んでる系。つまり、王道の学園コメディ。
タイプはそれぞれ違うけど、学院のピンチは一致団結で救おう的なよくあるやつ。
でもそのよくあるやつをぶっ飛んだ女の子たちとキャラの強い校長先生が楽しませてくれた。ただの学園コメディとはいえ、だいぶパンチがきいてる感が強いから、平凡なコメディとも少し差をつけてきてる。
もちろん、ティーンがみておもしろいと思うけど、28歳のあたしでもたのしかったもの。子どもたちのバイタリティは計り知れないね。少し元気が出てくるよ。
バカとブラックの組み合わせコメディは大好きだからぜんぜん退屈しない。
女の子たちがとってもかわいいのがまたたのしい。あたしがもし高校生のときに見たら、翌日は影響受けまくりだろうな。
小さな子どもには悪影響したらイヤだからみてほしくはないけど、垢抜けたい女の子にはいい刺激になりそう。
意外とすごいキャストも見逃せないよ。



役者について思うこと
ルパート・エヴェレット

女の子たちも強烈にがんばっているけども、さらに強烈だったのが彼だと思った。
校長と画商の二役を演じていたけど、女性をキャスティングしなかった理由がなんとなく分かる。パンチ重視!