2018.4.22
キングスマン:ゴールデン・サークル
「キングスマン」の続編。3部作を予定しているらしく、残るはあと1つ。スケジュールはまだ未定みたいね。
今回登場したステイツマンのスピンオフも作られるかもしれないんだって。もしかしたらもう作っているのかも!知らないけど。
キングスマン:ゴールデン・サークルの映画情報
原題 | Kingsman: The Golden Circle | ||
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制作年 | 2017年 | 制作国 | イギリス |
上映時間 | 141分 | ジャンル | アクション |
映倫 | PG12 | ||
オフィシャルWeb | http://www.foxmovies-jp.com/kingsman/ |
監督 | マシュー・ヴォーン |
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キャスト | コリン・ファース |
以下「キングスマン:ゴールデン・サークル」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「キングスマン:ゴールデン・サークル」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
キングスマン:ゴールデン・サークルのあらすじ・ストーリー
英国紳士が再び世界をブッ飛ばす!キレッキレの超過激スパイ・アクションがパワーアップして帰ってくる!! 人類抹殺計画から世界を救って1年後、世界最強のスパイ機関、キングスマンのエグジーは一流エージェントに成長していた。だがある日、謎の組織ゴールデン・サークルからの突然の攻撃により、キングスマンの拠点は壊滅。生き残ったエグジーとメカニック担当のマーリンは、同盟機関に協力を得るためアメリカへ向かう。表向きはバーボン・ウイスキーの蒸留所を経営するコテコテにアメリカンなスパイ機関、ステイツマンと合流した2人は、彼らのNo.1エージェントと共に組織の行方を追い始める。一方、ゴールデン・サークルは、世界中の麻薬使用者を人質にした驚愕の陰謀を始動させていた…。果たして、エグジーたちはその陰謀を阻止することができるのか!?
引用元https://www.20thcenturystudios.jp/movies/kingsman2
キングスマン:ゴールデン・サークルをみた記録
英国紳士のシークレットサービスがスマートにエレガントに世界を救う、一風変わったあるようでなかった設定。英国紳士ならではのマナーを重んじる極秘組織で、スーツを鎧として、組織の建物や武器もそれらしいものでおもしろい。あまりにも現実的ではなくて、たとえば「ミッション・インポッシブル」よりもコミカルタッチ。
展開はとってもテンポがよくトントン拍子すぎるくらいなので、爽快といえば爽快なのだけど、つまりなにも考えずにみるための映画のようで。
華麗なアクション、紳士だけど泥臭いこともこなし、頭もバツグンによくて文句なしの組織。とにかく何も言うことなし。そこは解析できなかったのかい、なんてツッコむのはナンセンス。
エグジーの生い立ちがポイントで、キングスマンの一人だった父は任務中に亡くなり、小さなエグジーと二人きりになった母は街の汚いボス的なやつの妾。エグジーに妹ができたけど生活はボロボロ、エグジーは定職に就かずヤンチャ少年。母をひどく扱う街を牛耳るボスを恨みまくるが何もできず、ただヤンチャ坊主をしているだけのどうしようもない生活をおくっていた。
そんなエグジーは父の血を受け継ぎ、キングスマンにふさわしい身体能力や頭脳、思いやりのある人間で見事にキングスマンとして大いに活躍するのだけど、自分と照らし合わせちゃうと、あんなスラムな生活していないにしても、ちょっと希望の星として寄り添いたくなるなんて思った矢先、なんだ根本的に違う人種だったのか、と思わせられて希望は打ち砕かれる。エグジーの努力も当然ながら並大抵なことではないのだけど、そうだそうだ貧乏ヤンチャ少年はもともと優秀な人間の血をひいているんだった、と思い出すと一気に感情移入できなくなる。器の小ささがバレてしまうが、ハリーやマーリンに育てられたエグジーだけども、しょせん血がよいのだろう、とちょっとした嫉妬も少々ね!
ヒーローはやっぱり人間そのものがちがうわけですよ。そう描かれると、ちょっとなんかシュンとしちゃうんだよな。
嫉妬云々はあたしの勝手な感情なのでどうでもいいのだけど、とにかくエグジーがいいやつで家族想いで頭がキレて気の利く男でジェントルマンなので、そんな紳士が悪をぶちのめすのは気持ちがいい。
ほかには、そういえば存在が必要だったか疑わしいのがエグジーの同期ロキシー。ロキシーはよきライバルで、むしろエグジーより成績優秀だった人物なのだけど、エグジーに与えた影響ゼロのような気がして、ストーリーの展開的にも彼女じゃない人間でもどうにかなったような…と、ロキシーの必要性を感じずエンディングを迎えた。
次回作がいつ決定したか知らないけど、続編を作る気マンマンなのはよくわかったので、続編ももちろんみたいと思います!男性諸君は、キングスマンをみたらたいがいスーツを新調したくなるんじゃないかな。もちろん、オーダーメイドでね。
チャニング・テイタム
こんなところでチャニング・テイタムを発見。今回はずいぶんとバカな役で適任。カウボーイって頭わるそうなイメージがあるんだけども、彼は余すことなく存分に演じきっていた様子。やっぱり見た目はほんとに完璧だ、さらに追ってみよう。