2019.7.22
エクスペンダブルズ
シルヴェスター・スタローン監督・主演のシリーズ映画第一作目。続編は「エクスペンダブルズ2」(2012)、「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」(2014)と続いている。
『エクスペンダブルズ』とは消耗品という意味で、傭兵集団エクスペンダブルズというネーミングになっている。
エクスペンダブルズの映画情報
原題 | The Expendables | ||
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制作年 | 2010年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 103分 | ジャンル | アクション |
映倫 | R15+ |
監督 | シルヴェスター・スタローン |
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キャスト | シルヴェスター・スタローン |
以下「エクスペンダブルズ」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「エクスペンダブルズ」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
エクスペンダブルズのあらすじ・ストーリー
消耗品軍団(エクスペンダブルズ)である傭兵、常に使い捨ての集団がCIAの依頼でヴィレーナ島を独裁するガルザ将軍を殺すことを目的に、バーニー(シルヴェスター・スタローン)はクリスマス(ジェイソン・ステイサム)とふたりヴィレーナ島を訪れた。
案内人サンドラ(ジゼル・イティエ)と合流して島を巡っていると、怪しんだ兵士がバーニーたちを攻撃。バーニーはサンドラを連れて島を出ようとするが、サンドラは島から出ることを拒み、バーニーとクリスマスふたりが島を脱出した。
島を調査してわかったのは、CIAの目的はガルザ将軍ではなく、ガルザ将軍を支配しているジェームズ・モンロー(エリック・ロバーツ)であること、サンドラガルザ将軍の娘であること、(バーニーが)サンドラのことが気がかりということ。
危険な仕事のため、クリスマスは割に合わなそうだと言うけど、バーニーはサンドラのことも気になるし、依頼を受けることを決める。
エクスペンダブルズはヴィレーナ島へ向かい、モンローやガルザ将軍がいる宮殿に侵入する。自分の置かれている状況に気づき、失ったものたちの尊さに気づいたガルザ将軍はやっとモンローに楯突いて殺そうとするが、娘サンドラが止め、すきをついて今度はモンローがガルザ将軍を殺してしまう。
宮殿はエクスペンダブルズが爆破し、モンローはサンドラを人質にして逃げ、バーニーが追った。どうにかモンローを始末し、サンドラを助けることができた。バーニーは報酬をサンドラに渡し、島の復興に役立てるよう応援した。いつかまた、とふたりは別れた。
国に戻ったエクスペンダブルズは、途中裏切ったガンナーも更生して合流し、仲良しエクスペンダブルズに戻った。
エクスペンダブルズをみた記録
後々のシリーズをみるとかなりチープだ。というか、さすがシルヴェスター・スタローン、ひねりというものがこれっぽっちもない。気になるといえば、CIAてのはこうも悪いように描かれて、あの心の優しいシルヴェスター・スタローンさえからも皮肉られるほど、公式に悪い組織なのかと思わずにはいられないことくらい。
単純明快、ガルザ将軍とサンドラの関係、CIAから元CIAを始末しろという依頼、ちょっと謎めかせたシナリオも、数分後には簡単に明かしてくる。
これは文句ではなく、めちゃめちゃかわいいって言いたいの。
こんな映画にしよう!と思い立って作った脚本が単細胞な感じで、めちゃめちゃかわいい。
エクスペンダブルズという、危険な男たちの集まる傭兵集団。よくありそうな題材だけど、シルヴェスター・スタローンをはじめ、豪華絢爛な新旧スターたちが揃うと、ひと味もふた味も、というかこれまでない映画にみえてくる。
一度みたはずのエクスペンダブルズが、シルヴェスター・スタローンの見方が変わったいま、きちんとみてみるとまったく別の見方に変わったし、むしろファンになってしまったくらいだ。バーニーが持つ幸運の指輪がほしくなっちゃったし、ゴリゴリにいかついスカルマークもかっこよく見える。そうゆーの趣味じゃないのに。まさかあたし、土屋アンナやSHOW-YAみたいになっちゃわないよね。