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2022.9.11

チャーリーズ・エンジェル(2019)

チャーリーズ・エンジェル(2019)

「チャーリーズ・エンジェル」(2000)のリブート。「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」(2003)の続編。監督・脚本は「スパイダーマン」(2002)や「ハンガーゲーム」(2012)に出演するエリザベス・バンクス。長編映画の監督は「ピッチ・パーフェクト2」から2作目。

チャーリーズ・エンジェル(2019)の映画情報

原題 Charlie's Angels
制作年 2020年 制作国 アメリカ
上映時間 118分 ジャンル アクションコメディ
映倫 G
オフィシャルWeb https://www.sonypictures.jp/he/2185446
監督 エリザベス・バンクス
キャスト

クリステン・スチュワート
ナオミ・スコット
エラ・バリンスカ
エリザベス・バンクス
パトリック・スチュワート
ジャイモン・フンスー
サム・クラフリン
ジョナサン・タッカー
ナット・ファクソン
クリス・パン
ルイス・ヘラルド・メンデス
ノア・センティネオ
ジャクリーン・スミス

チャーリーズ・エンジェル(2019)のネタバレを含む場合があります

以下「チャーリーズ・エンジェル(2019)」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
チャーリーズ・エンジェル(2019)」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

チャーリーズ・エンジェル(2019)のあらすじ・ストーリー

国際機密企業チャーリー・タウンゼント社で特殊訓練を受けたエリート女性エージェント組織、通称“チャーリーズ・エンジェル”のサビーナ、ジェーンのもとに、巨大テクノロジー企業に勤める天才プログラマーのエレーナから「新開発のエネルギー源”カリスト”を会社が軍事利用しようとしている」という情報がもたらされる。それを阻止すべく3人は命を懸けた戦いに挑む。新生チャーリーズ・エンジェルが特技と才能を生かし、直面する危機に立ち向かう、スタイリッシュ・スパイアクション──。

引用元https://www.sonypictures.jp/he/2185446

チャーリーズ・エンジェル(2019)をみた記録

2000年の大ヒット「チャーリーズ・エンジェル」(2000)のリブート。ストーリーの中では当時のエンジェル(キャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リュー)が過去に活躍していたことを示すシーンが登場しているので続編でもある。

タウンジェント社に所属するエンジェル2人に新しい依頼がくる。その依頼とはカリストという新しいエネルギー装置が欠陥があるにもかかわらず市場に出回ろうとしているリークからだった。タウンジェント社に依頼したのはカリストを開発したプログラマーのエレーナ。ハッキングされれば兵器になってしまうというカリストの欠陥をタウンジェント社に相談すると、殺し屋に襲われてしまう。味方を失ったが、どうにかエレーナを助けて逃げ出したエンジェルたちはカリストの行方を追う。

わかりやすいストーリーとかわいくて強い女のこたち、パワフルなアクション、オシャレなファッション、ゆるい緊張感とたのしい女子会具合で、若さがうらやましくなる映画。オリジナルである2000年のエンジェルたち同様、ゆるくたのしく、キメるときはキメるというメリハリのある展開でたのしい!なによりスタイリッシュでオシャレに生まれ変わっているところが印象的。2000年のエンジェルたちはアクションコメディの枠を出ず、"かわいくてたのしい"は変わらないにしてもオシャレに描かれてはいなかったもんね。

まさに年頃な女のこたちが情熱をもって仕事に臨んでいることに加えて、ファッションが大好きでたまらないイマドキさも濃いめに描写されている。屈強な男たちと戦うときでさえブーツの色を気にするような(実際にそんなシーンはないのだけど)、抜け目のないオシャレセンスがあふれている。カラフルな衣装と洗練されたヘアスタイル、真似できないメイク、若年層の女性がワクワクしそうなセンス全開なのである。若年層ではないあたしがワクワクしたくらいなので、ティーンたちはジャンジャン真似したくなったはず。

サスペンス要素も大マジメに作り込んでいたし、ただの女子会で終わってはいない。ただし終始、当然女のこ女のこしたテンションなわけなので、男性はこの手の映画をどうみているのか予想ができない。そもそもみようとする人が少ないだろうけれど、女のこたちがキャッキャしているだけのように見える人もいるかもね。

だけどアクションシーンも攻めていて、オリジナルを上回るパワフルさを感じるので見ごたえ十分。あんな華奢な女のこたちがパンチ!キック!なんて、無理しないで〜!と頭の片隅では思っているのだけど、その心配をよそに気持ちよくぶちかましてくれています。大ダメージを喰らってしまったあとのシュンとしたシーンもメリハリがあって気持ちを揺さぶられるし、きちんと考えられている印象。


さらにまた続編を作っていく意向は見てとれたのだけど話は進んでいるのかな。本作が大ヒットしたのかは不明だけど、ぜひ続編がんばってほしい。新型コロナウイルス感染症まん延の影響でいろいろズレ込んでいるのだと思いたいのだけど、クリステン・スチュアートのニュースを追っても「チャーリーズ・エンジェル」の文字は一向に見当たらないし、むしろ他の映画出演が決定している話題ばかり…。エンディングクレジットは続編を乞うご期待と捉えていいんだよね?そうだよね?エリザベス・バンクスを加えた4人にまた期待したい。監督もそのままエリザベス・バンクス続投でよろしくお願いしたい!

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