2023.1.4
キングスマン:ファースト・エージェント
「キングスマン」シリーズ第三弾。キングスマン誕生秘話を描くファースト・ミッション。
主演はレイフ・ファインズ!息子役のハリス・ディキンソンはこれからヒット映画でみることになりそう。監督は「キングスマン」(2015)、「キングスマン:ゴールデン・サークル」(2017)に続きマシュー・ヴォーンが務めた。
キングスマン:ファースト・エージェントの映画情報
原題 | The King's Man | ||
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制作年 | 2021年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 131分 | ジャンル | アクションサスペンス |
映倫 | PG12 | ||
オフィシャルWeb | https://www.20thcenturystudios.jp/movies/kingsman_fa |
監督 | マシュー・ヴォーン |
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キャスト | レイフ・ファインズ |
以下「キングスマン:ファースト・エージェント」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「キングスマン:ファースト・エージェント」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
キングスマン:ファースト・エージェントのあらすじ・ストーリー
1914年。世界大戦を密かに操る謎の狂団に、英国貴族のオックスフォード公と息子コンラッドが立ち向かう。人類破滅へのタイムリミットが迫る中、彼らは仲間たちと共に戦争を止めることができるのか?歴史の裏に隠されたキングスマン誕生秘話を描く、超過激スパイ・アクションシリーズ第3弾。最も過激なファースト・ミッションが始まる!
引用元https://www.20thcenturystudios.jp/movies/kingsman_fa
キングスマン:ファースト・エージェントをみた記録
国家から独立した諜報組織キングスマンの誕生秘話。キングスマンシリーズ3作目にして、キングスマンの最初が語られる。
時は1914年、世界大戦を操った謎の組織を倒すためにごくわずかの人間の活躍があった。オックスフォード公爵と息子コンラッドの勇敢な戦いによって世界が救われるのだけど、スパイアクションというよりは時代劇。極悪スパイをやっつける目的なので、スパイをするのではなくスパイされていることで起きている悪事を阻止するストーリー。
おもしろいのは現代のキングスマンとは違って多少の失敗があること。現代のような緻密で完ぺきな計画や立ち回りがなく、正義だけで立ち向かう姿は胸打たれる。特にオックスフォード公爵の息子コンラッドのピュアで真っ直ぐな正義感は心打たれるし愛おしいキャラクターだ。富を持つ人間は、人のために生きようという母の教え通りに育ち、偏見を持たない立派な人間に育つのは現実世界も同様。本当のお金持ちはいじわるではないし人と比べないし、人の上に立とうとしない。こんな人間たちばかりなら本当に戦争なんて起きるわけがないのにね。いまこの映画をみている瞬間にもどこかの国では宗教やら侵攻やらで人間の命が消えている。戦争なんてバカらしいと思う人間が大半ではないのが怖いよね。こんなコメディ映画でもそれを訴えているのに、なぜ戦争がなくならないか?我が国ニッポンて国も利権のために苦しんでいる人間がたくさんいて、戦争のようなもの。まるでどこかの独裁国家みたいなもの。あたしがもし富を得たらキングスマン創設するのにな〜と夢をみた2時間でした。