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2018.10.18

ワンダーウーマン

ワンダーウーマン

DCエクステンデッド・ユニバースの4つめの映画。
1つめ「マン・オブ・スティール」(2013)、2つめ「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」(2016)、3つめ「スーサイド・スクワッド」(2016)で、今回の「ワンダーウーマン」だね!

監督はなんと女性〜。ワンダーウーマンだね。ウィキペディアまんまだけど、女性監督作品および女性が主役のアクション映画として初週・累計収入ともに歴代1位となったんだって。快挙!

ワンダーウーマンの映画情報

原題 Wonder Woman
制作年 2017年 制作国 アメリカ
上映時間 141分 ジャンル SFファンタジー
映倫 G
オフィシャルWeb http://wwws.warnerbros.co.jp/wonderwoman/
監督 パティ・ジェンキンス
キャスト

ガル・ガドット
クリス・パイン
ロビン・ライト
ダニー・ヒューストン
デヴィッド・シューリス
コニー・ニールセン
エレナ・アナヤ

ワンダーウーマンのネタバレを含む場合があります

以下「ワンダーウーマン」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ワンダーウーマン」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ワンダーウーマンのあらすじ・ストーリー

女性だけが暮らすパラダイス島のプリンセスとして生まれたダイアナ。
ある日、戦争中のパイロットが不時着したのを助け、世界では戦争が起きていることを知る。
パラダイス島に住むアマゾンは、戦い、人々を救う使命があるため、ダイアナは世界を救いたいと思い、パイロットのスティーブと共に外の世界へ行くことを決意する。
二度と戻ることができないパラダイス島を後にし、第一次世界大戦を止めるべく向かうが…。

ワンダーウーマンの予告動画または関連動画

ワンダーウーマンをみた記録

コミックスはもちろん知らないけども、今回のヒーローとゆーか、ヒロイン”ワンダーウーマン”の生い立ちがめずらしい。
女性だけの世界、アマゾンで育ったいわば女戦士。
だれにも見つかることのない楽園であったにも関わらず、第一次大戦中に人間に見つかっちゃう。
血の気の多いダイアナは世界がそんな困難に陥ってるなら救いにいくって。

すごくかわいくて、ふつうの世界にいるあたしからしたらピュアすぎてバカ。
それがちょっとおもしろくて、さらにこんなところでクリス・パイン出てくるもんだからかっこよくて、たのしかった。

なんでこんなところで、こんなことしてるんだろう…なんて途中、何度か思わされたけど、最後になればそうゆーことか〜と。それがストーリーというものだけども!
強引に向かうね〜なんて思ったりして、すこしン?と思いはじめたのが中盤くらい。
逆に言えば、中盤までがおもしろかった感じがする。

さらに言うと、ダイアナのパワーがどんなものかきちんとわかっていないまま進んでしまって、戦場でひとりスーパーパワーで戦い出し、露出多く頼りない装備(ぜんぜん頼りなくないんだけど、見た目だけでね)にヒヤヒヤしながら強力な戦闘力をみてた。
万一、弾を避けることができずに、素肌のままの太ももにでもあたったら重症になるのかな〜なんて考えつつ。

クライマックスには、頼りない装備(だから頼りなくはないんだけど)と女性だという点で、痛々しく、かわいそうになってきてしまった。
ワンダーウーマンだから痛そうだけど痛くないのかもしれないけど。
もう故郷に戻ることはできない独りぼっちの身で果敢に悪と戦い、知らない世界の知らない文化、生活で暮らしていく超美人のダイアナを見ていると、自然と応援したくなってくるもんだ。
世界を救うという一心で、ひたすら戦う女戦士、とにかくかっこいい。やっぱり映画館でみるべきだったね、悔やまれる。
勇敢すぎて、無鉄砲に突っ込んでいくところはバカだな〜と思うけども。

ひとつどうしても気に入らないのは、人間と神との仲裁役を担うはずのパラダイス島の女王が平和ボケしているところ。
その使命を忘れているわけではないにしても、外の世界がどんなに荒れようと、アレスが悪さをしていようと、ゼウスから与えられた楽園にうつつをぬかし、責務を果たしたくない風なのは驚く。
日々鍛錬を積んでいる戦士たちを、常日頃、こんな平和なのにいまもずっと訓練してんのか〜バカなやつらだな〜なんて思っていたのかと疑っちゃうよね。
おかげで正義の塊みたいな娘に育ったのかもしれないけども!