2016.8.21
寄生獣
「寄生獣」(2014)と「寄生獣 完結編」(2015)の二部構成。
監督は、「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005)や「STAND BY ME ドラえもん」(2014)の山崎貴。
寄生獣の映画情報
原題 | |||
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制作年 | 2014年 | 制作国 | 日本 |
上映時間 | 118分 | ジャンル | SFドラマ |
映倫 | PG12 |
監督 | 山崎貴 |
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キャスト | 染谷将太 |
以下「寄生獣」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「寄生獣」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
寄生獣のあらすじ・ストーリー
高校生の泉新一(染谷将太)は右手に寄生生物”ミギー”を宿す完全には寄生されていない人間。
世の中は寄生獣がはびこっている世界。寄生獣たちは組織化し、さらに勢力を拡大するために動いていた。同時に、人間たちも寄生獣たちを殲滅するために特殊部隊を結成して応戦していた。
そんな中、人間の子を産んだ寄生獣の田宮良子(深津絵里)は寄生獣と人間との共存の道を考えはじめる…。
寄生獣をみた記録
私たちをいじめるな、私たちはか弱い、だからいじめるな
敵だと思っている側が、こんなことを言ってきたらどうする?
けっこう衝撃的なシーンだった。寄生獣たちが、じぶんたちをいじめるなと言ってきたんだから。寄生獣からしたら人間にいじめられていると考えているって。
もちろん、人間からしたらいじめるも何も、人を殺しまくっているのはお前たちだろう!しか言うことはないと思うけども。これが現実世界だったら…なんて考えるのもちゃんちゃらおかしいけど、仮に敵がそんなことを言ってきたとしても、問答無用で殲滅する計画は変わらないだろうね。
原作を映像化してさらにおもしろくしよう作戦にとやかく言う必要はないと思うけど、高校生のベッドシーンは寄生獣の物語上、必要だったのかな。子どもたちなりの『愛』なのだけど、それ以上の意味が感じられず、それなら無論ベッドシーンでなくてもよかったのでは。愛というのはスキンシップだけではありませんよ。高校生にわざわざスキンシップをさせなくてもよいのでは、と思いますね。原作を知らないので知人に確認してみたけれど、聞けば漫画でもこんなシーンはないらしく、さらに不可解です。
あと、思い切って申し上げてしまいますが、おなし日本人として残念だけど、浅野忠信と東出昌大のお二人、お芝居上手なのかな?