2019.5.12
ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士
原題:Mickey, Donald, Goofy: The Three Musketeers
ミッキーマウス誕生75周年記念で制作された長編作品。ミッキー、ドナルド、グーフィーが揃う長編アニメは「ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士」初なんだって。歴史の長いディズニーなのに、2004年が初めてだなんてビックリだね。
カテゴリー:アニメ
ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士の映画情報
原題 | Mickey, Donald, Goofy: The Three Musketeers | ||
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制作年 | 2004年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 68分 | ジャンル | ミュージカルアニメ |
映倫 | G |
監督 | ドノヴァン・クック |
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キャスト | ウェイン・オールウィン |
以下「ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士のあらすじ・ストーリー
貧しい暮らしをしていたミッキーとドナルドとグーフィーの3人は、あるとき悪いやつらにつかまったところをアトス、アラミス、ポルトス、ダルタニアンの四銃士に助けてもらって以来、銃士隊になることを夢みていた。しかしいつになっても銃士隊になることはできなかった。銃士隊長のピートは、3人が小さくて臆病でマヌケだと思っていたので雑用をさせていた。
ある日、フランス王女ミニーを3人の悪いやつらが襲ったことで、ミニーにボディーガードをつけろと命令があった。実は王の座を狙うピートの仕業だったが、それを知らない王女は銃士隊長ピートに、銃士隊からボディーガードをつけろと命令した。ピートは、じぶんが王になるためにミニーを誘拐しようとしていたので、弱々で使えない銃士をあてがうことにした。そこで選ばれたのが、ミッキーとドナルドとグーフィー。ミニーはミッキーを一目見るなり気にいるが、まだ新米の銃士でおぼつかず、ミニー姫を守るには困難が多そうなボディーガードだった。
ピートの悪事決行の日、ミッキーはモン・サン・ミシェルの地下牢に閉じ込められ、ドナルドはピートの正体を知るが怯えて逃げ出し、グーフィーはピートの部下クララベルによって水没させられそうになっていた。しかしグーフィーはクララベルの歌声に一瞬で恋に落ち、グーフィーのアプローチにクララベルも惚れ込んで難を脱した。逃げるドナルドをむりやり連れ戻し、グーフィーとミッキーは危機一髪のところでミッキーを救出した。
そのころ、オペラ鑑賞にきたミニーとデイジーはピートに捕まってしまっていた。捉えている隙に偽ミニーがピートを国王にすると宣言していた。ミッキーたちは、すぐにオペラ座に乱入。見事ピートたちをやっつけてミニーを助け出した。
ミッキー、ドナルド、グーフィーの三銃士をみた記録
ミニーが意外なキャラクターでおどろいた。ミニーは前からこんな感じだったのかもしれないけど、なんかちょっとクセのある女の子だったことが衝撃だったな〜。運命のひとに出会えることを夢見るお姫様まではかわいかったけど、ボディーガードをつけなさい!くらいから、傲慢でじゃじゃ馬なかんじがプンプンしてきた。もうすこしおとなしい子だと思っていたけど、ディズニーが描くミニーの性格は強めの女の子だったんだね。たしかに、たまにドジするミッキーを叱りつつも支えてるし、肝っ玉はしっかりしていそうな印象はあったかもしれないけれどここまでとは。
それはいいとして、銃士を目指すミッキーたちはずっと雑用。銃士隊のみんなはクマなのかな、ピートがクマだから。クマで構成されている銃士隊に、たしかにネズミやアヒル、犬がクマのようになるのはかなりむつかしいことだけど、そんな概念にとらわれることなく、ミッキーたちは悪者をやっつけた。弱い弱いと言われていたけど、みんなで力を合わせて銃士としての役割を果たした。子どもがこれをみてどう反応して、どう影響してくれるのかはわからないけど、みんな平等、みんな何にだってなれる、努力すれば諦めなければ叶えられる的なことを、すこーしでもキャッチできたらいいね。
そして、忘れられないのがグーフィーのマヌケっぷり。というより、背筋凍りそうな狂気。子ども向けだから?いや、そう子ども向けなんだけど、サイコパス要素すらかんじて、こわかったよ。グーフィーってとっても頭おかしいんだね。犬って頭わるいよね、というディズニーの認識なのだろう。やりすぎじゃない?