
スタジオジブリを退社した西村義明が設立したアニメ制作会社スタジオポノックの初映画作品。
第41回日本アカデミー賞アニメーション賞にノミネートされていたよ。受賞したのは「夜は短し歩けよ乙女」だって。
メアリと魔女の花の映画情報
- 2017年制作
- 102分
- 日本制作のアニメ映画
- 映倫(G)
- オフィシャルサイト
- 監督
- 米林宏昌
- キャスト
- 杉咲花
神木隆之介
天海祐希
満島ひかり
小日向文世
佐藤二朗
遠藤憲一
渡辺えり
大竹しのぶ

以下、「メアリと魔女の花」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「メアリと魔女の花」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
メアリと魔女の花のあらすじ・ストーリー
赤い館に越してきたメアリ・スミス(杉咲花)は退屈な日々を過ごしていた。
ある日、近所の少年ピーター(神木隆之介)、ピーターの飼い猫ティブとギブに出会う。
あるとき、ティブとギブに導かれ、森に迷い込むと、ある花と箒を見つける。
花と箒の魔法によって、メアリはティブとともに空へ飛びだし、魔女の国へと連れていかれてしまう。
魔女の国にはエンドア大学という魔法の学校があり、メアリは花と箒によって得た魔法の力によって迷い込んでしまう…。
メアリと魔女の花の感想・評価・レビュー
公開当時、猫がかわいくないとゆ映画をみたひとの感想をチラリみたことくらいしか記憶になく、どんな映画なのかもぜんぜん知らずに金曜ロードショーみたいなやつでテレビ初登場していたのをみたよ。
正直言って、なんとも浅い話だな〜とゆのが最初の印象で、そのままエンディングを迎えた。
メアリが魔法の大学に迷い込んだ理由もおもしろいものはなく、メアリが奮闘する様も、少年ピーターと”いっしょに帰る”て約束を果たすためとゆ、説得力に欠ける理由だし、もっとメアリが成長するためのエピソードの盛り上がりがあるべきだとおもったり。
テーマはなに?メアリが得たものはなに?ピーターがメアリに抱いた気持ちはなに?
ぜんぶが軽く、子どもだましで映画一本をみたにしては重みがなさすぎる。
こんなにつまんないジブリ系映画をみたのははじめてだ。ジブリじゃないよって言われたらそれまでだけど、ジブリのようなものとしてみてしまうのは観客のほとんどがそうでしょ。
製作側には気の毒だけど。
製作側はジブリとは別の世界観で、もちろんちがうものとしてつくったに違いないけど、結果、”つまんない”ではどのみち話にならないはずだ。
これがおもしろいと思うひとが信じらんないくらい、超がつくレベルでつまんなかった。
メアリを前にしたキャラクターたちが、あまりにもメアリの言動を不審がらないのも、箒小屋のフラナガンのナイスフォローも、実はかつて魔女でしたのシャーロット大叔母さんのぜんぶを教えてくれないエピソードも、都合よすぎてバカげてみえた。
これはジブリのようなものってゆ先入観を省いても思うこと。
ヒットしたのかも知らないけど、話題としてヒットしたとして、どれだけのひとがつまんなかったと言ったのかちょっと知りたい。その逆も。

