2018.4.5
ドラえもん のび太の夢幻三剣士
ドラえもんの映画シリーズ15作目。ドラえもん映画化15周年記念作品でもある。
前作「ドラえもん のび太のブリキの迷宮」に続いて、第12回ゴールデングロス賞優秀銀賞を受賞しているそう。
ドラえもん のび太の夢幻三剣士の映画情報
原題 | |||
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制作年 | 1994年 | 制作国 | 日本 |
上映時間 | 98分 | ジャンル | アニメ |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | http://www.dora-movie.com/film_history/history_15.html |
監督 | 芝山努 |
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キャスト | 大山のぶ代 |
以下「ドラえもん のび太の夢幻三剣士」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ドラえもん のび太の夢幻三剣士」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ドラえもん のび太の夢幻三剣士のあらすじ・ストーリー
夢の中だけでもヒーローになりたいと、ドラえもんの道具で夢幻三剣士の世界に入った。
たどり着いた世界はユミルメ国。妖霊大帝オドロームを倒せば、王女シズカリア姫と結婚できることを知り、さっそく白銀の剣とかぶとを手に入れ剣士ノビタニアンとなって妖霊大帝を倒す旅に出かける。
ドラえもん のび太の夢幻三剣士をみた記録
どうも今回のドラえもんはたのしさ度が低い。たのしそうなのは、映画の雰囲気とガラリ変えてきたエンディング曲くらい。世界はグーチョキパーという曲らしい、かわいいし能天気!あれだけ薄暗いシーンが続いてたのに、エンディングを迎えた途端に元気印出してきて、みおわった後の余韻を吹き消されるよ。
なぜたのしさ度が低いか。いつもの仲間たちが自発的に冒険に挑んでいないということと、ジャイアンやスネ夫が不参加で迎えるエンディングにある。いつもの仲間たちは、みんな自発的に悪を倒そうとしたのではない。特にしずかちゃんなんてかわいそうでならない。
敵の不気味さ上位につけるくらい、あたしの中で今回のドラえもんは怖い分類なのだけど、しずかちゃんは連日その薄気味悪い世界に行く羽目になる。
そして迎えるエンディングは、めずらしくノージャイアンにノースネ夫。散々強制的に三剣士させられた挙句、のび太とドラえもんの勝手でラストには参加できず。そもそも本人たちもよく分かっていないからどうでもいい風なのだけど。おそらく、無理くり最後にダッシュさせたみたいな着地でおざなり感。
残念な感想だけど、夢みる機のアイディアはうらやましい。せめて夢だけは、あそこへ行きたいな、あの人に会いたいな、って誰でも願ったことがあることを叶えてくれる。