
WOWOWで放送していたので録画。たしか前にみた記憶が…おもしろくはなかった記憶が…。
でも久しぶりにアンジェっとくかとおもって。
アメリカではそんな悪い評価じゃないっぽいね。いつもの、お茶の間のためのエンタメ映画だしね!
ウォンテッドの映画情報
- 2008年制作
- 110分
- アメリカ制作のアクション映画
- 映倫(R15+)
- 監督
- ティムール・ベクマンベトフ
- キャスト
- アンジェリーナ・ジョリー
ジェームズ・マカヴォイ
モーガン・フリーマン
テレンス・スタンプ
トーマス・クレッチマン
コモン
クリステン・ヘイガー
マーク・ウォーレン
デヴィッド・オハラ
コンスタンチン・ハベンスキー
クリス・プラット
ローナ・スコット

以下、「ウォンテッド」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ウォンテッド」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ウォンテッドのあらすじ・ストーリー
仕事はできない、恋人にも友だちにもウンザリな毎日を過ごすウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)は、ある日突然命を狙われ、フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)に助けられた。
フォックスに連れられ、暗殺組織フラタニティを知り、実はウェスリーの父がフラタニティの暗殺者だったと知らされた。
ウェスリーは父の復讐のために、隠れた暗殺者の素質を目覚めさせるためにフォックスたちによる厳しい特訓がはじまったが…。
ウォンテッドの感想・評価・レビュー
秘密組織系ってたのしいよね。
あまりにも非現実で、変なファンタジーよりもファンタジーをかんじるよ。
この世界のフラタニティもそんなかんじで、神のように世界の均衡維持のための暗殺組織。いや、現実世界にも秘密組織は存在するだろから、ファンタジーではないのか。
でもフラタニティのなかに出てくる、傷がはやく治るお風呂なんて科学とファンタジーの融合てかんじだし、打った球がひん曲がるのもそうだ。超人集団ではあるけど、人の限界をゆうに超えてるとなるとやっぱりファンタジーだ。魔法とほぼ変わりない。
ほら、マトリックスだってそうだし、やっぱりこれはファンタジーだ。
アンジェリーナ・ジョリーが主演のような雰囲気あったけどぜんぜんちがう。
予告などをみないで、DVDやBlu-rayのジャケットをみただけで再生したひとはビックリするだろうな〜。
ジェームズ・マカヴォイのほうだったなんて…!でもストーリーをみていれば、ジェームズ・マカヴォイが主演なのは当然で、だれもが主演だって自然とおもうはずなんだけど、なぜアンジェリーナ・ジョリーがさも主演のようになってるのか。
たぶん、映画が完成して気づいたんだ、おもしろくないかも!って。てなると、ノリに乗ってたアンジェリーナ・ジョリーの名前が効果を発揮してくる。
エンドロールのクレジットだと、ジェームズ・マカヴォイ、モーガン・フリーマン、テレンス・スタンプ、トーマス・クレッチマン、コモン、and アンジェリーナ・ジョリーだった。
無理くりアンジェリーナ・ジョリーを推し出した感だった。
ストーリーは、前半だけがたのしかったかな。
よくある話だけど、毎日おなしことの繰り返しと感じている冴えないサラリーマンが、実はすごい能力を持っていて、それを見出されどんどん強くなって自信をつけていく系。
なかでも、父親の財産を送金したと言われて、ウェスリーが3億くらいのお金を手にした後の変わり様。
どんなに仕事ができなくても、不実な彼女や友だちを持っていても、金さえあれば心配事も小事になるし、なにも怖くなくなるし、なにもしていなくても楽しくなる、みたいなあのハネたシーンは、どんなときでもあたしは人生の最重要事項で愛だとおもってるけど、それに匹敵するくらい、お金なんだな〜って。
特にいまは不安定すぎるあたしの生活との対比で、お金を手にしたときの気持ちを想像してしまって、それをすごく感じとった。
父親譲りの長けた能力よりも、お金の方が人生変えるんじゃない?みたいな。実際に、いろいろ事が起こって残高が14ドルになっていたときのウェスリーのリアクション。いまは痛いほどわかるね〜。
総じて、この映画のウリは、冴えない奴が自分を見出すいつものやつと、あまり話さないアンジェリーナ・ジョリーのクールないつものやつと、ドキュンバキュンがスローモーションになるよくある演出と、実は陰謀だったみたいないつものやつ。
ヒマつぶしにはナイスな映画だね!




役者について思うこと
ジェームズ・マカヴォイ
さえないサラリーマンが強くなっちゃう系のウェスリー役の彼。
この映画では思わなかったけど、ケヴィン・スパイシーとすこしだけ似た香りを感じてたりするんだよね…。イッちゃってる雰囲気ではなくて、単純に顔面がね。
「アトミック・ブランド」いい感じだったからな〜。やっぱりケヴィン・スパイシーとはぜんぜんちがうね!ごめんね、マカヴォイヴォイヴォイヴォイヴォイヴォイヴォイ。