2019.4.6
ザ・プレデター
原題:The Predator
プレデターシリーズの4作目。時系列は「プレデター」(1987)、「プレデター2」(1990)、「ザ・プレデター」(2018)、「プレデターズ」(2010)の順番みたい。
シェーン・ブラック監督は「プレデター」(1987)で大きなワイヤー眼鏡の通信兵リック・ホーキンス役で出演していたひと。覚えてる?「アイアンマン3」(2013)や「ナイスガイズ!」(2016)の監督でもあるのよ。「ラスト・アクション・ヒーロー」(1993年)の脚本も彼。
ザ・プレデターの映画情報
原題 | The Predator | ||
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制作年 | 2018年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 118分 | ジャンル | SF |
映倫 | R15+ | ||
オフィシャルWeb | http://www.foxmovies-jp.com/the-predator/ |
監督 | シェーン・ブラック |
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キャスト | ボイド・ホルブルック |
以下「ザ・プレデター」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ザ・プレデター」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ザ・プレデターのあらすじ・ストーリー
特殊部隊のスナイパーのクイン・マッケナ(ボイド・ホルブルック)は作戦中に、宇宙船の墜落に巻き込まれ、乗っていたプレデターに仲間を殺された。交戦したときにプレデターの装備を手に入れてギリギリ助かり、証拠として自宅に送った。自宅に届いた荷物を、クインの息子ローリーが開封してプレデターの装備を操作してしまう。
その頃、国に戻ったクインだったが、宇宙船や宇宙人を目撃した事実を漏らしたくない政府機関は、クインを軍刑務所へ収監しようとして護送車に乗せた。護送車には、他にも軍の厄介者のネブラスカ(トレヴァンテ・ローズ)、コイル(キーガン=マイケル・キー)、バクスリー(トーマス・ジェーン)、リンチ(アルフィー・アレン)、ネトルズ(アウグスト・アギレラ)の5人が乗っていた。
一方で政府機関から呼び寄せられた生物学者のケイシー・ブランケット博士(オリヴィア・マン)は、プレデターの研究所にいた。突然動き出したプレデターは、研究員たちを殺して暴れ、装備を操作してクインが回収した装備がクインの自宅にあることを知ってその場を去った。
プレデターを追いかけたケイシーは研究所の外で護送されている途中のクインたちに出会った。ケイシーの話を聞いて、プレデターが装備を探しに自宅へ向かうだろうと予測し、ローリー(ジェイコブ・トレンブレイ)たちを守るためにクインや厄介者たち全員でクインの自宅へ向かう。
ハロウィンでプレデターの装備で仮装したローリーを見つけて救い出そうとしたところ、追ってきたプレデターの他に、さらに大きな進化系プレデターが現れた。裏切り者プレデターは進化系プレデターに殺さてしまった。発達障害でもあり天才的頭脳を持ったローリーは、プレデターの宇宙船の場所を知っているために政府機関へ連れ去られてしまう。
ローリーたちを追うクインたち、宇宙船にやってくると進化系プレデターが襲いかかる。進化系プレデターの目当てはマッケナのようで、進化系プレデターを攻撃するがうまいことかわされて進化系プレデターは天才的頭脳のローリー・マッケナを連れて自分の宇宙船へ乗って飛び立つが、さらに追うクインたち。仲間の犠牲もあって宇宙船を墜落させ、ついに進化系プレデターを倒すことに成功した。
ザ・プレデターをみた記録
知っているキャスティングはトーマス・ジェーンと子役のジェイコブ・トレンブレイのみ。どうせおもしろくないんだろうとおもってみたけど、意外とたのしかった。
たぶん、テンポがすごくいいから。本当はもっと時間をとりたかったはずだけど、そうはいかずに縮めた感があって、テンポがいい裏返しとして、いろんなフラグを立てていたから追うのがすこし疲れた。
登場人物が特段多いわけではないのに、なんだかすごくごちゃごちゃしていた気がする。クイン親子のために命を張る即席の仲間がどういう心境なのか不思議でならないし、みんな役割があっただろうけど、そんなに多く必要だったのかも疑問。ケイシー博士がただの勉強バカではなく、銃を持って自信たっぷりに戦えるのも驚きだし、プレデターが人間たちに情けをかけるのも説得力がないような。
なにが悪いってことはないんだけど、おもしろかった割にたくさんを端折っていそうで、あとすこし長くして説明してくれたらよかったな〜とすこし思っただけ。
これからさらに続いていくプレデターシリーズらしく、ラストシーンはさらに人間がプレデターになるためのスーツ的なものが登場して、続編がとんでもないことになる様子がうかがえたよ。