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シャン・チー/テン・リングスの伝説
原題:Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings

シャン・チー/テン・リングスの伝説

シャン・チー/テン・リングスの伝説の映画情報

監督
デスティン・ダニエル・クレットン
キャスト
シム・リウ
トニー・レオン
ミシェル・ヨー
オークワフィナ
シャン・チー/テン・リングスの伝説のネタバレを含む場合があります

以下、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
シャン・チー/テン・リングスの伝説」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

シャン・チー/テン・リングスの伝説のあらすじ・ストーリー

アメリカ・サンフランシスコで
平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、
組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、
彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?

引用元https://marvel.disney.co.jp/movie/shang-chi/about.html

シャン・チー/テン・リングスの伝説の感想・評価・レビュー

堂々と単刀直入にいおう!今年イチのおもろだった!展開からテンポから戦闘から、アクションもファンタジーもSFもすべて魅力を最大限に引き出していたと思うシャン・チー。序章だろうけど、最初にしては完ぺきすぎるほどの引きがあったと思う。

割とふんだんに入れられたジョークとかズッコケはおもろくなかったのだけど、おそらく文化の違いかな。劇場内の外国人はウケていた様子!

じぶんでも驚いてるのだけど、アクションシーンがかなりおもしろかった。なにせカンフーとか拳法とか(いやぜんぜん、カンフーなんて分からないし、中国武道=カンフーとか拳法とか思っちゃってるだけで、ごくごく軽い気持ちでカンフーなんて言っているだけという経緯があります)、ぜんぜんわかっていないのだけど、とても見やすかったというか、ごちゃごちゃしていなくて、馴染みなんてないはずなのにおなしアジア人だから受け入れやすいからなのか、中国の武闘シーンがやさしく作られている印象で心地よかった。あたしの場合、わけわからん動きの武闘ってけっきょくポカーンとなるだけってことが多いのだけど、そんなことは一切なくて美しいとすら思うような、とてもスムースでストレスがない。こんなにストレスがないアクションシーンは久しぶりで感動。

ストーリーもとてもわかりやすいし、キャラクターもみんな好感持てる。特にシャン・チーは絶妙なキャスティングだと思っていて好感度爆上がり。やさしそうで頼もしくて親近感のある庶民派ヒーロー。キャプテンアメリカのようなザ・ヒーローもだいすきだけど、真逆な雰囲気ではあるけど1ミリも嫌味がない、でも超かっこいいシャン・チーがだいすきになった。

MCUの特徴でもあるけど、悪が全否定できないところもいい。シャン・チーの父シュー・ウェンウーが悪に染まったというストーリーだけど、あたしにはそうは思えなかったけどな。子を愛しているように、妻を愛していただけで、彼を蝕んだテン・リングスなんだかテン・リングスが呼び覚ました魔物なんだか、テン・リングスの呪われた力なんだか、シューの意思に反した言動であったように捉えるのが自然だよね。完全悪とはいえない哀愁ある敵って映画の魅力にもつながるな〜。この映画はそういう映画だった。そういえば1000年も生きているのってなんだったんだろ。

あともう一点、あたしたちの世界には存在しない奇妙な生物が出てくるのだけど、なかでも龍と獅子(と呼ぶことにする)はグッと心を掴まれた。これまで見た空想の龍たくさんあるけど、ピカイチにかっこいい。白と赤の龍だなんて、誰がデザインしたんだよ、天才的センス。獅子は沖縄のシーサーみたいな生き物。シーサーを具現化したらこうなるんだろうな〜と思う、まさにそう!これ!ぜったいシーサーはこれだ!という代物で感動。

緊張と緩和というか、かなり計算された展開でどっぷりハマれることまちがいなし。ちょっと褒めすぎかな、いやそんなことないと思う。こんなに素直にストレートにおもしろくてサッパリした気持ちは久しぶりなんだ。わかるかな〜この気持ち。「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014)をみたときの衝撃に似ている気がする。「ブラック・ウィドウ」(2021)もおもしろかったけど、比じゃないレベルと思っているよ。

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