あらすじ・ストーリー
特殊な能力を持つメルヴィン(スティーヴン・ドーフ)は別れた妻との息子レックスと面会すらできない判決で父親失格の身。
物を自在に動かせる特殊能力を持っているにもかかわらず、酒や大麻や女で日々怠惰な生活を送っていたが…。
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アメリカン・ヒーローをみた記録
終始ドキュメンタリータッチだった。時にはメタフィクションも挟んでいて、特殊能力を持つ超人の日々に密着しました的な企画のようなかんじ。
遊び心なのか、超人もふだんはなかなか大変な現実を抱えてんだよってゆう、本気のドキュメンタリータッチにしたかったのかは不明。
物を動かせる能力を持っているのに、それを良いことに使わず、むしろ悪いことに使う始末。この設定は他にもあるだろうけど、ドキュメンタリータッチで、しかも田舎の街で少々披露する程度。
しかも仕事はしないし、子どもにも会えないし、昼間から酒を飲み、ハイになり、運動しても腹の出たハゲ男。
正直、ほんとに怠け者で共感することはおろか、ちょっと嫌いになってしまうレベルで、なかなか嫌悪。
何をして離婚したのかは不明だけど、母親や友だちのことは心底愛している風で心底優しいのに、嫁子どもには最低な父親だった模様。
異常すぎるくらい母親に優しいしあまえんぼ。友だちには歯が浮きそうなセリフも言えるくらいブラザー。
だけど、妻からすると最悪な夫だったみたい。その説明を1分でも入れたら、少なからずメルヴィンを応援する気持ちがわいたかもしれない。
ルシールがなぜ車いす生活になったとかは語られるけど、それ以外の人たちの背景やその後が語られない。
メルヴィンを溺愛している母のことや、やたらと兄を嫌う妹のこと、超能力のおかげで人生いかようにもなりそうなメルヴィンを嫌悪する元妻のこと、みんなから恐れられているネイサンのこと、メルヴィンがインディアンみたいな被り物が好きなこと、ルシールの恋の行方などなど、気になるというか、コンパクトな映画だから余分なものを入れ込まないことの結果だとしても、これらを含んだらもっと本格的なドキュメンタリーになってたんじゃないのかな、なんて思う。
ぜひこの感じの映画を他の監督でリブートしてほしいかもね、とんだ失礼な話だけど。