
午後のロードショーで放送されていて、あれよあれよとエンディングまでみてしまった。
なんと出演は9割ブレイク・ライブリー単独。
そして、これが初ブレイク・ライブリー!
ロスト・バケーションの映画情報
- 2016年制作
- 86分
- アメリカ制作のパニック映画
- 映倫(PG12)
- オフィシャルサイト
- 監督
- ジャウマ・コレット=セラ
- キャスト
- ブレイク・ライブリー
オスカー・ジャネーダ
ブレット・カレン
セドナ・レッグ

以下、「ロスト・バケーション」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ロスト・バケーション」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ロスト・バケーションのあらすじ・ストーリー
医学生のナンシー(ブレイク・ライブリー)は、亡くなった母に教えてもらった秘密のビーチでバケーションを楽しんでいた。
しかし、何かにぶつかり脚をケガしてしまう。大量に出血した脚を引きづり岩場に上がったが、安全と言われているビーチには巨大な人食いザメが泳いでいた。
岸まではわずか200メートル程度だが、サメが泳ぎ逃げることが困難な状況。ナンシーは生き残るためにサメと闘おうとするが…。
ロスト・バケーションの感想・評価・レビュー
まさか午後のロードショーで新しめの映画が放送されているとは。
ただテレビを付けているだけと思っていたのに、けっきょくぜんぶを真剣にみてしまった。吹き替えってほんと楽ちん。
サメに襲われてからの孤独な時間、たったひとりだし、本当ならしゃべることはないど、独り言祭りになってしまうのは映画の常。
ふだんのあたしみたいだった。
しかしあの孤独を耐え抜いたのは、気力がそうさせるのか。ナンシーが医学生だったことが大いに役にたってるわけだけど、さらにラッキーもあり、彼女は無事生還する。あの精神力を描写するために、家族への愛があったり、変なカモメを道連れにしたり、たまに助けを求めたい対象が現れたり、実はけっこう長い間動けなかったのにテンポよくみたいられたのは、ほどよいバランスがとれた監督の力量なのかな。
岸まで200メートルてゆ、すぐそこは命が助かる陸地、今いる場所はこのままでは死ぬことになる地獄。
あたしまでもどかしくなるくらいの、超ハラハラで助けを求めた。良くも悪くも秘密のビーチならではだ。
あと少しで岸なのにどうすることもできない状況、どうやって彼女が生還するか見届けたくなっちまうぜ。仲良しになったカモメもかわいく見えてきたことだし。
その緊迫感と無慈悲な現実をうまく描写していて、あんなに精神力保っていられないだろって思ったりもするけど、力強く、諦めなかったナンシーの努力を応援したくなってくよね。
余談だけども、人食いザメ、聞くだけで気持ちわるいしおっかない、だからあたしは海なんてきらいだ。
きれいなビーチはステキだけど、人食いザメとは言わなくとも、おっかない生き物はウヨウヨしてるわけだし、ほんとみんな危機感がなさすぎる。




役者について思うこと
ブレイク・ライブリー

はじめてのブレイク・ライブリー。美人なかんじではないけど、なんか愛らしい。なんかかわいい。
ひたすらひとり芝居を繰り広げたこの映画、女優って感じがプンプンしていたよ。鬼気迫る演技が光ってたね、さすが人気女優!