2019.1.6
キャスパー
先日みた「パーフェクト・ワールド」(1993年)でフィリップ君がハロウィン用のキャスパーのお面を付けていて、小さな頃の思い出が蘇ったのでレンタルしてみたよ。
監督は「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」のブラッド・シルバーリングで、この「キャスパー」(1995)が初監督映画なんだって!
キャスパーの映画情報
原題 | Casper | ||
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制作年 | 1995年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 100分 | ジャンル | ファンタジー |
映倫 | - |
監督 | ブラッド・シルバーリング |
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キャスト | クリスティーナ・リッチ |
以下「キャスパー」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「キャスパー」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
キャスパーのあらすじ・ストーリー
父の遺言でホイップスタッフという屋敷を受け継いだキャリガン(キャシー・モリアーティ)。莫大な遺産を期待していたが自分に残されたのは古い屋敷だけだったために怒り狂い、権利書を暖炉に捨ててしまう。
すると、燃えた権利書に”屋敷に宝物が眠っている”という文字が浮き上がってきた。キャリガンは弁護士ディブス(エリック・アイドル)とともに、宝物を探すためにホイップスタッフへ向かった。
一方、心霊学者のハーヴェイ博士(ビル・プルマン)と娘キャット(クリスティーナ・リッチ)は、キャリガンに雇われホイップスタッフへとやってきた。
ホイップスタッフには、思いを残して亡くなってしまった人のゴーストが住み着いていた。ゴーストの一人キャスパーは、次第にキャットと仲良くなっていくが…。
キャスパーをみた記録
とある屋敷に住み続けるお化けのキャスパーは、お化けだけど人間と仲良くなりたい、友だちがほしいといつもおもっていた。しかしたまに訪れる人間に話しかけては驚かれて逃げられる始末。そこへあるとき、仲良くなれそうな女のこがやってきた!
思い残したことがあると、死んでもゴーストとなってさまよい続けなくてはいけない。さみしいながらも無邪気にさまよい続けるキャスパー。じぶんがゴーストだとわかっているが友だちがほしくてたまらない。キャスパーというキャラクターも、ただ仲良くなりたいというピュアさも愛くるしくて長年人気があるキャラクターであることがよくわかる。
子どものころ、何度もみた記憶があるんだけど、果たしてちゃんとストーリーをみていたかは不明!
1995年はあたしが11歳か。もっと前の映画だと思っていたけども。おそらく、ストーリーを理解しているはずの年齢だけど、たぶんわからずにみていたようです。
子どもがみる映画だから当然であるべきだけど、悪いやつがいない。一見、悪魔のような女に思われがちな遺言で屋敷を継ぐことになったキャリガンも、実はぜんぜんわるくない。彼女は遺言で屋敷を譲り受け、見に行ってみたらゴーストがいて、暴れまくって困るから始末しようとする。法的にもキャリガンのものなのだから、ゴーストが暴れまくっている財産をきれいにしようとするのは当然のことだろう。少しやり方が大げさだし、”悪い人間”と描かれるものだからイヤなおばさんになってしまっているけど、本当ならいたって自然の対処のはず。
公開されてから20年以上。ゴーストたちのもっと深いエピソードを交えて、リブートとかされないかなあ。めちゃくちゃかわいいキャラクターとしてアメリカでは有名なキャスパーだし、当時の高いお金がかかるCG技術も、さらにガラリと変わって最新技術のCGで蘇らせてくれたらそれはそれで楽しいだろうな〜。けっこう熱望しているし、実はどこかで密かに話が進んでいたりして。