映画の感想・評価・レビュー・ネタバレ「ポップコーン」のロゴ

ハーフネルソン
原題:Half Nelson

ハーフネルソン

WOWOWでやっているライアン・ゴズリング特集のひとつ。この映画でライアン・ゴズリングはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされてる。(一覧は「アカデミー賞作品を気長にみよう作戦」で。)
映画のジャケットだけをみると、レンタルショップではまずスルーしそうな雰囲気だけど、なかなかおもしろかったよ。ライアン・ゴズリングと子役のシャリーカ・エップスがとてもリアルで映画を見ているような感じがしなかった。

ハーフネルソンの映画情報

  • 2006年制作
  • 106分
  • アメリカ制作のドラマ映画
  • 映倫(-)
監督
ライアン・フレック
キャスト
ライアン・ゴズリング
シャリーカ・エップス
アンソニー・マッキー
モニーク・ガブリエラ・カーネン
デニス・オヘア
ハーフネルソンのネタバレを含む場合があります

以下、「ハーフネルソン」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ハーフネルソン」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ハーフネルソンのあらすじ・ストーリー

ブルックリンのある中学校の歴史教師ダン・デューン(ライアン・ゴズリング)は、麻薬中毒だった。
ある日、麻薬を吸っているところを生徒のドレイ(シャリーカ・エップス)に見られてしまうが、ドレイは誰かに通報することもなく、秘密のまま誰にも言うことはなかった。
それからダンとドレイの間に、友情が生まれていくが...。

ハーフネルソンの感想・評価・レビュー

先生と生徒の関係。禁断の色恋でもなく、部活を通したような師弟関係でもなく、ふたりの関係は友情で繋がった。
先生が麻薬中毒だということを知ったドレイの気持ちを知ることはできなかったけど、先生に対しての固執した感情もなく、助けたいとかいう熱があるわけでもなく、心配ではあるものの、自立した大人にだっていろいろあるに決まっている…と悟っているような感じ。12歳にしてこの落ち着き、子どもらしくなく、それが心配ではあるけれど、先生と友だちとなれたおかげでなんとなくその落ち着きも悪いものじゃないように見えた。

ただ、彼女はフランクの仕事を手伝っていたことが心配。映画を見終わったあとは、このことだけが胸騒ぎ。
どうか彼女が一般的な善良の生活をおくれる大人になってくれるといいなと思うばかり。
手本となるべき大人が麻薬中毒、小さな頃からよくしてくれる大人は売人。どんな国だよって思うけど、そんな国で育つ状況が致し方ないと思えば、彼女を取り巻く環境はまだマトモと言えるのかもしれない。あくまでも、ドレイだからだけども。
でもまだ彼女は子ども。道を間違える可能性は十分にあるし、むしろ間違った道に足を踏み入れたぽいし、人間はきれいな世界だけを見ていたらなにも学ばないのかもしれないけど、彼女のような子どもにはまだまだきれいな世界だけを見ていてほしいと思う。

だけど不思議なのは、舞台がニューヨークだということ。ブルックリンではあるけど、目と鼻の先には大都会じゃんか。
そんな場所でも、こんな闇だらけのような環境があると思うと怖いよね。一見、どっかの田舎かと思うもの。「アメリカン・ヒーロー」のような地域の匂いがしたもん…。
まじ日本て平和でマトモだね。

ハーフネルソンの予告動画・関連動画

役者について思うこと

ライアン・ゴズリング

ハーフネルソン
https://www.imdb.com/title/tt0468489/

ライアン・ゴズリングはアカデミー賞主演男優賞にノミネート。
ここ最近、彼の映画がやたらとWOWOWで放送してるから何本かみてるけど、すごい納得してる。
特に映画の内容がとても重く、さらに闇を抱えている系の役だから、彼の芝居にもグッと深みがあるように見える。この映画は特にそうだけど、ちょっとドキュメンタリーチックな撮り方にも見えて、それがよりリアリティを増しているような。
「ラ・ラ・ランド」でも主演男優賞の受賞は逃したけど、いい作品に出たら次こそ受賞しそうな気がする。すごくリアリティのある芝居をしていると思うよ、素人目で恥ずかしいけど。

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