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幸せのちから
原題:The Pursuit of Happyness

幸せのちから

実在の人物クリス・ガードナーの半生を映画化。

ウィル・スミスがアカデミー賞主演男優賞にノミネート。
息子役のクリストファーはウィル・スミスの長男ジェイデン・スミス。ジェイデンの俳優デビュー作。

ラストシーン、クリス・ガードナー本人が親子とすれ違うシーンに登場している。

幸せのちからの映画情報

監督
ガブリエレ・ムッチーノ
キャスト
ウィル・スミス
ジェイデン・スミス
タンディウィ・ニュートン(当時はタンディ・ニュートン)
ブライアン・ホウ
ジェームズ・カレン
ダン・カステラネタ
カート・フューラー
幸せのちからのネタバレを含む場合があります

以下、「幸せのちから」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
幸せのちから」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

幸せのちからのあらすじ・ストーリー

サンフランシスコ、クリス(ウィル・スミス)は妻リンダ(タンディウィ・ニュートン)と息子クリストファー(ジェイデン・スミス)と3人で暮らしていた。クリス仕事は医療機器のセールスマン。私財をはたいて在庫を抱えてひたすら売る仕事。リンダはクリーニング工場の日に16時間労働のパートで激務。生活は苦しく、家賃や税金は未払い状態。

ある日クリスはセールスで街にいると、フェラーリに乗るキラキラした紳士を見つけて声をかけ、株の仲介人であることを聞き興味を持ちはじめると、また偶然に証券会社ウィター社の養成コースの募集を見つける。クリスは願書を提出。クリスは賢く、みんなが苦戦して解けなかったルービックキューブを完成させたことで人材部の目にとまり、研修生の仲間入りを果たす。

そんなとき、リンダが我慢の限界。息子を連れて出ていってしまう。クリスはクリストファーを保育所に迎えにいき、リンダから取り戻すが滞納していた家賃に痺れを切らした大家から立退命令。リンダは息子が恋しいが、ニューヨークの姉のところへいくことを決意。父と息子ふたりのモーテル暮らしとクリスの無給研修生活がはじまる。どうにかギリギリ、医療機器をセールスしつつ研修にも精を出し食い繋ぎながら生活していたが、税金滞納で国からの差し押さえで完全に路頭に迷ってしまう…。

幸せのちからの感想・評価・レビュー

映画をみている場合ではない、と言われているような映画だった。どん底でも幸福を追求し続けている人がいるのに、感動している場合ではなくて、だからいつまで経っても幸福を得られないし、おいしいものを食べるとか、エステへいくとかで、しあわせのようでそうではない、ただ欲求を満たすだけを繰り返すことになるんだろう。

あれだけのどん底に陥ったのは、もっと前に自覚するべきだったことで、そもそもどん底に至ることが問題。まして子どもの父親なら、税金が払えないだの家賃が払えないだのという状況を起こすことが問題だ。

子どもができたころは、医療機器を売ることに燃え盛っていたのか、それで食べていけると思ったのか、特段向上心を持ち合わせていなかったのか、ふつうの生活以下で不満がなかったみたいで、クリスが人の何十倍も苦労して何百倍も努力をするこの物語がどこかで起こる前に、彼が子どもを養う術を改めるべきだという警鐘を鳴らしているわけだ。

誰にでも可能性がある、夢はあきらめるな、夢を信じろというメッセージとともに、「後には戻れないことがある、いま一度時間の儚さをよく考えろ、こうなる前に本番を」というメッセージも含まれているんだろう。

結果、努力しても変わらないことはたくさんあるけど、努力しないとぜったいなにも変わらないからな。

教会に並ぶ人たちと高級車に乗って遊ぶ人たちとの対峙がまた極端ではあるけど、あたしたちは社会主義の国にいるのではないのに、その差がなにで生まれるかの教育を受けない。理由を知らずに大人になる。基本的に世界基準低めの教育を受けて、とりあえず社会人になって、とりあえず仕事をする。とりあえずではなく、たのしく笑って仕事をして稼ぐ人生もたくさんあるのに、じぶんで選んでわざわざ楽しくない仕事に、いっしょにいてもおもしろくない人と集い、不満ばかりの給料をもらう。わざわざ自らその生活を選ぶ。でも、いつか願いが叶って、幸せになるんじゃないかと宝くじのように祈ってる。

ある日、男が溺れていました

船がきて"助けようか?"

"いや、神を信じてる"

また別の船がきて"助けようか?"

"いや、神がお救いくださる"

彼は溺れて天国へ

"神よ、なぜ救わない"

"船を2隻遣わしたぞ、バカ"

幸せのちから(2006)0:56:00あたりのシーン

クリストファーが聞いて、とクリスに話したシーン。この映画のすべてを表していたシーン。神は信じていないけど、じぶんに与えられたチャンスを掴むか逃すか、選択を誤るなという教えが刺さった。クリスは、クリストファーという息子とくじけないクリスの努力で、クリスが遭遇したチャンスで見事に勝ち取った。

The Pursuit of Happyness
※Happynessは故意にhappinessの綴りを誤記。

クリスは与えられたチャンスを幸福のちからで勝ち取った。

そうそう、ここに感想を書いている場合じゃない。チャンスをモノにしなきゃ。

下記の動画は本当のクリス・ガードナーを紹介している動画。映画がとてもドラマチックに脚色されていることがわかるけど、どっちにしてもすごい人であることに変わりはないみたい。

幸せのちからの予告動画・関連動画
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