
原作は小説だそう。邦題はだいぶダサめの盗聴作戦で、原題「THE ANDERSON TAPES」だそう。はい、当時の日本人まじダサすぎ確定。
原作のタイトルは不明。
盗聴作戦の映画情報
- 1971年制作
- 98分
- アメリカ制作のサスペンス映画
- 映倫(G)
- 監督
- シドニー・ルメット
- キャスト
- ショーン・コネリー
ダイアン・キャノン
ラルフ・ミーカー
アラン・キング
マーティン・バルサム
クリストファー・ウォーケン

以下、「盗聴作戦」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「盗聴作戦」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
盗聴作戦のあらすじ・ストーリー
10年刑務所に入っていたデューク(ショーン・コネリー)は、ニューヨークの高級マンションの6戸を強盗する計画を立てる。選りすぐりの金庫破りの仲間を揃え、再び昔のように金庫破りに挑む。
盗聴作戦の感想・評価・レビュー
さすがに年代ものなので、あーだこーだ言ったら逆にダサくなる。当時はこういうもんだった、というのがなによりも正しはず。
おもしろいかおもしろくないかだと、おもしろいになった。こんなに古い映画を約1時間半ふつうに見ていられるって、おもしろいの部類に入るとおもう。
へえ〜偉大な監督や監督がいたもんだ〜とおもうことはまったくなかったけど、やっぱりレトロすぎる映画ってみていられない〜とおもわずエンディングみれるって、おもしろかったんだとおもう。
ただ注意として、粗だらけだし脚本ほんとにあるのか?とおもうくらい、小学生が作った感があることだけは、上述した”おもしろかった”に含めないように。
話自体、むつかしいことはひとつもないんだけど、すべてなんの説明もなく進んでいく。なんでか、説明しなくてもこのセリフや描写から汲み取れるだろ?映画ってのはフリで物語作ってんだよ、汲み取って話をつかめバーカ!って言われてるかんじがするんだよね。説明なくても、たしかに強引に納得するんだけど、いやいや汲み取るにしてもヒントだすの下手すぎだし、端折りすぎだし、事前に冊子くらい渡さない限り理解できるわけないってっておもうくらいだった。
言ったらキリがないくらい、ツッこむところいっぱいあったけど、それが味といえば味なんだろうし。
それこそ映画のなまえどーなんだよっておもうし。
そーゆーかんじで、わらけるくらいガタガタの映画でした。よっぽどのショーン・コネリーファンでないとたのしめないかもしれないんだろーけど、年代もののひとつとして、すこし勉強になったかな。



役者について思うこと
ショーン・コネリー

昔から渋い顔をしてるよね。007くらいしか知らなかったけど、顔はほんとに深く渋く色男。暴力的な一面があると噂されてたし、役者としてだけ色男だってことで。
当時40歳くらい。40にしては老けてる気がするけど、あと3〜4つ若かったら、超抱かれたいとおもうだろうね。