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王様のためのホログラム
原題:A Hologram for the King

王様のためのホログラム

デイヴ・エガーズの同名小説を映画化。トム・ハンクス自ら映画化を熱望したんだって。小説はベストセラー。
監督は「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ監督。やばい、覚えてない。またみないといけない。

王様のためのホログラムの映画情報

監督
トム・ティクヴァ
キャスト
トム・ハンクス
アレクサンダー・ブラック
サリター・チョウドリー
シセ・バベット・クヌッセン
トム・スリケット
ベン・ウィショー(カメオ出演)
王様のためのホログラムのネタバレを含む場合があります

以下、「王様のためのホログラム」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
王様のためのホログラム」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

王様のためのホログラムのあらすじ・ストーリー

大手自動車メーカーの取締役解任後、無職が長かったアラン・クレイ(トム・ハンクス)はサウジアラビア国王の甥と親しい理由でITの会社に就職。やる気が見られないアランだが、早速サウジアラビアの発展に一役買いたいために社を代表してサウジアラビア国王へホログラムのシステムを売り込みにいく。しかし、サウジアラビアへ降り立つも、問題だらけだった。

王様のためのホログラムの感想・評価・レビュー

WOWOW
のW座からの招待状で放送されてたこの映画。W座からの招待状で放送される映画は一目置いてからみるようになっていて、同時に期待値も勝手に高くなってる。
それが悪かったのか、残念なことになかなか退屈に終わってしまった。

冒頭、映画のイメージを作るようなシーンで、ハイテンションな映画と教えられたかと思えば、そんなテンションはあの1、2分で、あとは驚きの恋愛映画だった。正確にはどのジャンルに分類されるか確かめてみたところ、allcinema onlineではコメディードラマだった。までも冒頭はそんなかんじ。しかし、冒頭を除けばまったくちがうジャンルだとおもう。
文句ではないんだけど、意図を汲み取ることが非常にむつかしかった。意図とゆーか、この映画はなにを言いたいのかを考えるのがむつかしかった。

悩みをたくさん抱えているけど、それはアランだけではなくてだれでもおなしだし、それは共感とゆーよりも、そりゃそーでしょと呆れるかんじ。それでいてアランは少々だらしがない。身なりはきちんとするけど、その悩ましいじぶんの問題のせいか寝坊してしまうのは、だれでもいろいろ悩みがあるのはおなしだし、アランだけが大変なわけではない。それなりに重要な責務を会社から担っていても、それは仕事として当然のことをしているだけのことだし。
結果、毎日寝坊したことが良かったことになるかもしれないけど、それにしてもだらしがない。きらびやかな人生から一転してサウジアラビアでプレゼンしている姿は、もしかしたらとてつもなく大変なのかもしれないけど、幸いにもいい娘がいて、いい対応してくれる女性ふたりもいる。それなのに、彼はじぶんのうまくいかない日々を背中のコブのせいにしたり、勝手を言ったりする。抱かれたがっている女を抱かないのも少し不満だったりする。

男と女の違いなのかもしれないけど、アランに女ふたりが群がる理由も一切理解できなかったし、その女たちの心理もまったく掴めなかった。
この感想の通り、”王様のためのホログラム”はさいごに数分登場しただけだった。
あまりにもチンプンカンプンで、ぜったいに意味はあるとおもっていたのにけっきょく最後までぜんぜん分からなかった。

だいぶ消化不良でエンドロールを終え、ボーっとしていると、W座からの招待の後半がはじまった。
小山薫堂さんたちが、この映画は〜と話してた。そこですこし落ち着いた。

小山薫堂さんは、トム・ハンクスが演じる必要あったのかなとおもった。と言ったことと、王様のためのホログラムはきっとみんな自分自身が王様でホログラムは虚像だということを言いたかったんじゃないかなと言ったこと。
トム・ハンクスがやる必要があったか否かは、この映画の意味を、小山薫堂さんの言葉を聞くまで受け止められなかった時点ではあたしもそう思ってた。
でも、ほんとにこの映画の意味が、自分自身の虚像の話なのだとしたらトム・ハンクスで良かったのだとおもう。
そして、みんなそれぞれ嘘のじぶんがいる、という話もすこしだけ納得できた。あくまでも小山薫堂さんの見解だけど、顔を隠すサウジアラビアの女性だったり、こぞって嘘をつく受付の女性だったり、飲酒厳禁の国で隠れて騒ぐパーティーだったり、現れては消えたカリーム氏だったり、何もかもうまくいかない自分だったり、いろいろと点がつながる気がした。
そして、あまりにもボーっとしながら映画をみていたじぶんが情けなくなった。
そして、そういう見方をした小山薫堂さんに感動した。

王様のためのホログラムは、トム・ハンクスがすごいのではなく小山薫堂さんがすごいとおもった映画に終わった。

ただ、未だに意味がまったくわからないシーンがある。映画は壁の色ひとつにすら意味を込めているはずなのに、こんなにもわからないことが多すぎるのは久しぶりだ。トリックがわからないのではなく、映画の意味、シーンの意味がわからないの。

王様のためのホログラムの予告動画・関連動画
王様のためのホログラム
http://www.imdb.com/title/tt2980210/

役者について思うこと

アレクサンダー・ブラック

王様のためのホログラム
http://www.imdb.com/title/tt2980210/

トム・ハンクスを送り迎えしまくってたユセフ役のひと。経歴を調べてみると、王様のためのホログラムに出演のみ。ニューヨーク生まれの34歳としか情報がない。なぜかとっても気になったひとなのに残念。どんなひとだろう、ほんとに役者なのかな。

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