2024.7.21

あなたは私のムコになる
サンドラ・ブロック当時43〜44歳くらい、ライアン・レイノルズ当時31〜32歳くらい。
第67回ゴールデン・グローブ賞で女優賞(コメディ/ミュージカル)にノミネート。
あなたは私のムコになるの映画情報
原題 | The Proposal | ||
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制作年 | 2009年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 108分 | ジャンル | ラブコメディ |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | https://www.waltdisneystudios.jp/studio/others/1005 |
監督 | アン・フレッチャー |
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キャスト | サンドラ・ブロック |

以下「あなたは私のムコになる」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「あなたは私のムコになる」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
あなたは私のムコになるのあらすじ・ストーリー
マーガレット(サンドラ・ブロック)はニューヨークの出版社のやり手編集長。40歳、独身。日々キャリアを磨き、社員たちからは恐れられる存在。ある日、会長に呼び出されたマーガレットは、思いもよらない事実を告げられる。カナダ人の彼女は、ビザの申請を後回しにしていたせいで、なんと国外退去を命じられてしまったのだ!今まで積み上げてきたキャリアを守るため、マーガレットはそのとき部屋に入ってきた28歳のアシスタント、アンドリュー(ライアン・レイノルズ)との結婚を宣言。唖然とするアンドリューに「NO!と言ったらお互い失業よ」と言い放ち、結婚へとまっしぐらに突き進む!まるで仕事のように“こと”を進めようとするマーガレットだったが、アンドリューの家族の温かさに触れるうち、次第に後ろめたさを感じはじめ…。
あなたは私のムコになるをみた記録
サンドラ・ブロックはもっと深くコクのある映画に出てほしいと思っていた当時、あまりにもバカげたコメディーにまだOKをしているのかとムカッとした。彼女はコメディーでも社会ドラマでもヒューマンドラマでもなんでもこなせる俳優なのに、まだラブコメなんか作るのかとガッカリした。
あれからずいぶん経った。2009年のサンドラ・ブロックを今さらみてみたが、やっぱり彼女はもっと深みのある映画に出てほしいとおもった。なにも得られそうにないラブコメはもうおなかいっぱいだ。あたしも大人になったし、ライアン・レイノルズをもってしても若者が興味をもつ映画とはおもえない。まして大人世代なんてもってのほかだろう。同年の映画で、ほかに「ウルトラ I LOVE YOU!」と「しあわせの隠れ場所」に出演している。「しあわせの隠れ場所」ではアカデミー賞やゴールデングローブ賞で騒がせたわけだけど、わざわざラブコメに出る必要があったか、よりわからなくなる。サンドラ・ブロックがコメディーに出ていようがいまいが、評価された結果であることは間違いないのだけど、コメディーに出るとすこし残念な気もちになる。大きなお世話でしょうが!
ストーリーはどこにでもありそうな、結婚を偽装しようとしたがほんとに恋に落ちちゃったというもの。あまりにもありふれていて、使い古されたテーマという感じ。性悪な強気な女性が実は泣き虫で弱い自分と日々闘っていたり、さみしい想いをしていたり。ね、よく聞くでしょう? 起承転結は誰でも想像できそうな展開。一度みればじゅうぶんだし、明日には忘れてしまいそうだ。
ボロカスに言ってしまったが、サンドラ・ブロックのファンとしては彼女を否定できないし、「サンドラ・ブロックといえばラブコメ」というイメージも消えたわけじゃなく、むしろ”らしさ”であるなら、よい言い方だけれど、彼女がいい俳優だからこそ、、、スカして見ちゃうあたしのエゴが、おもしろかったと言えないのです。
ところで、サンドラ・ブロック主演作としてNo.1ヒットを記録。とディズニーの公式ページに書いてあったのだけど、さすがにこれはウソであってほしい。