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2022.1.30

ラーヤと龍の王国

ラーヤと龍の王国

ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの59作目の長編映画。

新型コロナウイルス感染症まん延の影響で当初の公開から延期され、2021年3月5日の劇場公開と同時にDisney+プレミアアクセスでの配信も開始された。

ラーヤと龍の王国の映画情報

原題 Raya and the Last Dragon
制作年 2021年 制作国 アメリカ
上映時間 108分 ジャンル アニメ
映倫 G
オフィシャルWeb https://www.disney.co.jp/movie/raya.html
監督 ドン・ホール、カルロス・ロペス・エストラーダ
キャスト

ケリー・マリー・トラン
オークワフィナ
アイザック・ワン
ジェンマ・チャン
ダニエル・ディ・キム
ベネディクト・ウォン
ジョナ・シャオ
サンドラ・オー
タライア・トラン
ルシル・スーン
アラン・テュディック

ラーヤと龍の王国のネタバレを含む場合があります

以下「ラーヤと龍の王国」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ラーヤと龍の王国」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ラーヤと龍の王国のあらすじ・ストーリー

その昔、この王国は聖なる龍たちに守られ、人々は平和に暮らしていた。邪悪な魔物に襲われた時、龍たちは自らを犠牲にして王国を守ったが、残された人々は信じる心を失っていった…。500年もの時が流れ、信じる心を失った王国は、再び魔物に襲われる。聖なる龍の力が宿るという<龍の石>──その守護者の一族の娘、ラーヤの旅が始まる。遠い昔に姿を消した “最後の龍”の力を蘇らせ、再び王国に平和を取り戻すために…。

引用元https://www.disney.co.jp/movie/raya/about.html

ラーヤと龍の王国をみた記録

残念なことに、パンデミックやディズニープラスのプレミア配信などの影響で上映する映画館が異例に少なかったこともあって、興行は振るわなかったようで。みる前の印象では、なんとなくパッと見てカワイイとかたのしいというわかりやすいイメージを持っていなかったのは、当時のプロモーションがあのディズニーなのにうまくいかなかったって証拠なのかも。どんな映画かも知らず、ヒットしなかったことすら知らなかったもの。

だけどぜんぜん大丈夫、安心してみてほしい。めちゃめちゃいい映画!平和が壊れて人は人を信じなくなった世界は、人が人を信じなくなったから壊れてしまった。石になってしまったみんなをもとに戻すために、ラーヤは龍を復活させようとがんばる。龍は龍なのに力をもってして平和を作るのではなく、人に人を信じろと教える。とってもステキなんだよね。

そしてトゥクトゥクというラーヤの相棒。毎度いつものことだけど、主人公には相棒が必要。必ず横にいつもいて、助けてくれたり遊んだり、すべてを共にしている兄弟姉妹みたいな存在のペット的なのがいるのが常識だけど、トゥクトゥクは乗り物!大きなダンゴムシみたいで、かわいい顔がなかったらかなり気持ちわるいかもしれないのだけど、見た目のことはさて置き、乗り物としての移動方法が画期的。まさにダンゴムシ状態にくるっと丸まって、ラーヤを上に乗せてそのままくるくる〜と進む仕組み。このアイディアにシビれたね。上に乗るラーヤが固定されているのがミソで、もし固定されていなかったら当然くるくるに巻き込まれて進むことなんかできない。固定している方法は謎だけど、ボール状になって転がる移動はものすごいスピードが出るわけで、こんなアイディア思いつくなんて、さすがディズニー。いわば大きな一輪車なのだけど、考えようには実用性高そうだなって。