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2021.9.4

ユージュアル・サスペクツ

ユージュアル・サスペクツ
原題:The Usual Suspects

クリストファー・マッカリーがアカデミー脚本賞を受賞、ケヴィン・スペイシーがアカデミー助演男優賞を受賞。

ユージュアル・サスペクツの映画情報

原題 The Usual Suspects
制作年 1995年 制作国 アメリカ
上映時間 126分 ジャンル サスペンス
映倫 G
監督 ブライアン・シンガー
キャスト

スティーヴン・ボールドウィン
ガブリエル・バーン
チャズ・パルミンテリ
ケヴィン・ポラック
ピート・ポスルスウェイト
ケヴィン・スペイシー
スージー・エイミス
ベニチオ・デル・トロ
ジャンカルロ・エスポジート

ユージュアル・サスペクツのネタバレを含む場合があります

以下「ユージュアル・サスペクツ」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ユージュアル・サスペクツ」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ユージュアル・サスペクツのあらすじ・ストーリー

カリフォルニア、サン・ペドロ港でアルゼンチン・マフィアの所有する船舶の炎上事故が発生。それはコカインを奪おうとした犯罪者一味とマフィアの闘いの結果であった。一味の生き残りであるヴァーバル(K・スペイシー)を尋問していた関税特別捜査官クインラン(C・パルミンテリ)は、6週間前、銃器強奪事件の容疑者として集められた5人の男たちの身にふりかかった奇妙な話を聞く事になる。元汚職警官のキートン(G・バーン)、マクナマス(S・ボールドウィン)とフェンスター(B・デル・トロ)の強盗コンビ、爆破の専門家ホックニー(K・ポラック)、そして詐欺師のヴァーバルら5人は、釈放後、協力して宝石強奪を決行。ブツをさばくためにLAの故買屋と接触した5人は、そこで新たなヤマを依頼されるが、宝石と聞かされていた獲物は麻薬で、トラブルから相手を射殺してしまう。そして恐慌状態の彼らの前に、伝説のギャング“カイザー・ソゼ”の右腕と名乗る弁護士が現れたというのだ……。

引用元https://www.allcinema.net/cinema/28680

ユージュアル・サスペクツの予告動画または関連動画

ユージュアル・サスペクツをみた記録

もう26年も前になるんだこの映画の公開は。公開当時には見ていなくて、その後何年かしてからみたのだけど、かわいい女子中学生にはちんぷんかんぷんだったのか、ほとんど記憶がなかった。新鮮にたのしむことができたのだけど、ケヴィン・スペイシーの不気味さだけは覚えていたので、さすが本物だ。サイコパスがよく似合うし、きっとサイコパスだろう。

傑作と言われているし、たしかに傑作だと思うのだけど、考えれば考えるほど、どうとでも言えるではないかと思って、考察しまくるみんなとは逆方向にいってしまう。

あれがああで、彼がこうで、言う必要があるのか。決定的な証拠がないとも言われているけれど、似顔絵はどうだとかライターとか時計とか、これが明確なものでなくてほかに何があるのか。あまりにも悩まれるほど、話を飛躍させるほど、テンションが下がってこない?

大どんでん返しではあるのだけど、カイザー・ソゼにとってこの後の始末が大変ではないかと思うし、アーカッシュ・コバッシュの一件がまた続くだけに思うし。アッパレな自演と矛盾が混在する、すこしモヤモヤした心境でスッキリしない。

大どんでん返しでスッキリする映画はほかにもたくさんあるので、意外とこの点に関して、この2021年にみるには特段驚きはしない。1995年だからこそおもしろいシナリオなのだと思った。

もちろん緊張感があるミステリーはおもしろいのだけど、あたしにとっては役者の方が魅力が大きい。何度も言うけどケヴィン・スペイシーの不気味さと、そしてベニチオ・デル・トロの色気。特にベニチオ・デル・トロは、子どものころ何度かブラッド・ピットと見間違えていたくらいかっこいい。今もセクシーだけど、この頃は特にいいよね。彼はまた別のショットになるとぜんぜんかっこよくなくなるのが特技でもあるのよね。

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