
ジェームズ・キャメロン総指揮の前人未到の洞窟からの脱出劇!
上映2日目で連休初日なだけあって満席の映画館。
サンクタムの映画情報
- 2011年制作
- 109分
- アメリカ制作のサスペンス映画
- 映倫(G)
- 監督
- アリスター・グリアソン
- キャスト
- リチャード・ロクスバーグ
リース・ウェイクフィールド
アリス・パーキンソン
ダン・ワイリー
クリストファー・ベイカー
ジョン・ガーヴィン
ヨアン・グリフィズ

以下、「サンクタム」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「サンクタム」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
サンクタムのあらすじ・ストーリー
パプアニューギニアの熱帯雨林のジャングルにある巨大な洞窟。前人未踏のこの洞窟の探索を冒険家フランクをリーダーとして調査がはじまった。
探索が進むなか、ジャングル一帯にサイクロンが接近し地下水が増水。仲間を失う事故があるも前に進むフランクたちは、洞窟の奥深くで退路を絶たれてしまう。
海へつながる出口を求め前に進むしかなく、洞窟の奥へと進んでいくが...。
サンクタムの感想・評価・レビュー
とりあえず言いたいのが、けっこうトラウマになってしまったという点。
こんなはずじゃなかった…という感情入り混じりの複雑な感じ。おもしろくなかったとかではなく、もう恐怖。洞窟いきたくないし、閉所恐怖症になったかもしれないし、もともと水の中がすきではないけど拍車かかったしで、あたし自身が大パニック。
正直、この映画は映画館の迫力ではみたくなかったな…。
展開はとってもわかりやすい。この手の映画はフラグがガンガン立つから逆にそれに沿って安全にみていられる。
聖域だろうがなんだろうが”一番恐いのは人間”というのを考えさせられるストーリーに加えて、恐怖を与えてくるのがすごい。ずっと寒気状態。
初っ端から女性が息絶えるシーンがあるけれども、あたしはそこから倒れそうだった。とにかくリアル。リアルすぎて子どもは見たら絶対ダメのやつ。ちなみに映倫はG。
大スペクタクル冒険映画と思って(たぶん自然なこと)みに行ったらコレだから、ガツンと顎からキレイにパンチをくらってしまい、きっといつもの勘違い感をはるかに超えて傷ついた気持ち。
実際に冒険をしている人は似たような経験があるのかもしれないけど、きっとそれは人間の怖さよりも自然の脅威の方だと思う。前人未到の地を探索するって命がけとは聞くけど、本当に仲間の命を落としてしまうという状況があるのだとしたら、知らないことがあってもいーんじゃないの?なんて思ってしまうけども…。
それでもフランクのような勇敢な人間がいてくれているおかげで、人類の文明の発展があるのだろうけど。
念のためだけど、なかなか目をつむりたくなるシーンが多いと思うのでそれだけ注意。
そのおかげで、あたしは最初から最後まで頭おかしくなるかもしれないと思ってみてたよ。

役者について思うこと
ヨアン・グリフィズ

イマイチいい感じにヒットしない映画が多い彼。
イケメンなのになぜヒットしないんだろう?イギリスではもちろん人気のようだけど。
「ファンタスティック・フォー:銀河の危機」のイメージが強いよね。あたしの場合、むしろそれしかない〜!