2024.8.9

あなたが寝てる間に…
サンドラ・ブロックがあの「スピード」(1994)の次に出演したのが「あなたが寝てる間に… 」(1995)!
第53回ゴールデン・グローブ賞の女優賞(コメディ/ミュージカル)にノミネート。
あなたが寝てる間に…の映画情報
原題 | While You Were Sleeping | ||
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制作年 | 1995年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 103分 | ジャンル | ロマンス |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | https://www.waltdisneystudios.jp/studio/others/0172 |
監督 | ジョン・タートルトーブ |
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キャスト | サンドラ・ブロック |

以下「あなたが寝てる間に…」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「あなたが寝てる間に…」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
あなたが寝てる間に…のあらすじ・ストーリー
シカゴの地下鉄で改札嬢をするルーシー(サンドラ・ブロック)は身寄りのない孤独なシングル・ウーマン。でも彼女には毎朝決まって改札を通り抜けていく憧れの男性がいた。奇跡の到来はクリスマスの朝。不良に絡まれ、線路に落ちて気絶した“彼”をルーシーが間一髪で救出したのだ。昏睡状態でベッドに横たわる彼の名はエリート弁護士のピーター。ところが駆けつけた彼の家族達がひょんなことからルーシーを息子の婚約者と勘違い!?素敵な家族を前に真実を切り出せないルーシー。そんな彼女にピーターの弟ジャック(ビル・プルマン)が疑いを抱いた…。
あなたが寝てる間に…をみた記録
懐かしいサンドラ・ブロックのラブロマンス。飾り気がなく幸薄い雰囲気がバツグンに魅力を発揮している彼女。決して健康的ではないスタイル。サンドラ・ブロックの庶民的で親しみのある得意芸。
密かに想いを寄せていた名前も知らない男が、トラブルに巻き込まれて線路に落下。助けて病院に付き添ったが、たんなる独り言から彼の家族から婚約者だと勘違いされる。しかも彼は目を覚まさないから、あれよあれよのうちに彼の家族から歓迎されて、もはや家族の一員に。時すでに遅しで、真実を打ち明けるタイミングを失って――。
平凡なストーリーだし、ロマンチックな要素は最近の映画に比べたら乏しいのだけど、誇張しすぎず親近感のある平凡な恋愛こそ、あたしたちの周辺にあるもので落ち着くような気がする。憧れる大恋愛もあるが、心落ち着く庶民的な大恋愛もれっきとしたしあわせのひとつだ。
遠くから恋焦がれる乙女というルーシーに感情移入はなかなかできないのが正直なところだけど、ピュアな人間の恋愛は何でもロマンチックにしてしまうような、不純なあたしにすると新鮮なポイントが多くてたのしい。
ま、きっとまた数十年みることはなさそうだし、数十年後にみておんなし感想が思い浮かぶのだろうと予想するけど、正しく愛とパートナーをみつける眼を教えてくれる映画であることは添えておこう。昔みたときより楽しめた気がするのは、当時のあたしがあまりに子どもだったからでしょう。
このくらいのほどよいラブロマンス映画がちょうどいいんです。サンドラ・ブロックがはちゃめちゃにかわいい!