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クワイエット・プレイス
原題:A Quiet Place

クワイエット・プレイス

音を出してはいけない環境が強いられるストーリーの映画で、多くの映画賞で音響賞などを受賞。

一家のお父さんを演じるのは、監督でもあるジョン・クラシンスキー。彼は、エミリー・ブラントの旦那でもある!

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クワイエット・プレイスの基本情報

監督
ジョン・クラシンスキー
キャスト
エミリー・ブラント
ジョン・クラシンスキー
ミリセント・シモンズ
ノア・ジュープ
クワイエット・プレイスのネタバレを含む場合があります

以下、「クワイエット・プレイス」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
クワイエット・プレイス」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

クワイエット・プレイスのあらすじ・ストーリー

2020年の地球は、宇宙からの生物に侵されていた。その生物は盲目で聴力にすぐれていたため、生き残った人たちは息を殺して静かに怯えながら暮らしていた。

アボット家もまた、父リー(ジョン・クラシンスキー)、母イヴリン(エミリー・ブラント)、長女リーガン(ミリセント・シモンズ)、長男マーカス(ノア・ジュープ)、次男ビュー(ケイド・ウッドワード)と静かに暮らしていたが、ある日一家で外出した際、ビューはおもちゃで音を出してしまい、生物に殺されてしまった。

約1年が過ぎ、変わらず静かに暮らしていたが、ビューの死は自分のせいだとリーガンは思いつめていた。そんなとき、リーはマーカスを連れて釣りに出かていった。リーガンも釣りへ行きたかったが、妊娠中のイヴリンをみていてと言われ、連れていってもらえなかった。リーとマーカスは、水の流れの音が大きい釣り場の川で、久しぶりに声を出して会話をしていた。

一方、家事をしていたイヴリンは出産予定日を前にとつぜん産気づいた。事前に準備をしていた地下室へいくが、気づかずに突き出た釘を踏んで思わず声を出し、音を立ててしまった。音を聞きつけてすぐに生物が飛んできたので、リーはひっそりと隠れつつ、自宅周辺に張り巡らされた電灯を、危険があったときの印である赤に変えた。

リーとマーカスは釣りから戻り、電灯が危険を知らせる赤になっていることに気づき、マーカスは花火を打ち上げ、リーはイヴリンのもとに向かった。赤ちゃんが生まれてきそうなイヴリンのすぐ後ろにまで生物は忍び寄ってきていたところで花火が上がり、生物は花火に反応したところでイヴリンは無事に男の子を出産していた。

リーはイヴリンたちを音があまり漏れない部屋へ入れて、リーガンとマーカスを探しに向かった。リーガンとマーカスは草むらで落ち合うことができて、とうもろこしの倉庫に隠れていた。しかし、老朽した倉庫のドアが壊れて音が立ち、生物がふたりを襲ってしまった。しかし、リーガンの補聴器が反応し、かん高い音で鳴り響くと、生物は逃げていった。

ひとまず助かったふたりを見つけたリーは、ふたりに駆け寄ったが、まだ近くに生物がいた。リーガンとマーカスはトラックのなかに逃げ込んだが、音がしてしまったことで生物はトラックを攻撃しはじめる。リーは、トラックのリーガンを見つめて『この先もずっと愛してる』と手話をして、大声を出して生物にの気を引き、自ら囮になって子どもたちを守った。自宅を囲むように設置された監視カメラで一部始終を見ていたイヴリンも夫の死を悲しんだ。

リーガンとマーカスはイヴリンのもとに戻ってきた。そのあとを追うように生物もイヴリンたちのところへ追いかけてきた。息を潜めるが襲おうとしてくる生物に、リーガンは補聴器を高音をスピーカーで大音量で流した。生物は高音をきいて暴れ出したところを、イヴリンがショットガンで撃ち抜いた。ショットガンの音に反応したほかの生物たちが集まってきたが、イヴリンとリーガンは補聴器とショットガンで戦う覚悟を決めた。

クワイエット・プレイスの感想・評価・レビュー

得体の知れない生物の気持ち悪いこと、怖いこと。これは恐るエイリアンとして適しているし、ほぼ音のないシーンが多いのは緊張感が増す増す!90分という短い映画だったけど、斬新な設定と家族のドラマをギュッと凝縮させたSFホラーとヒューマンドラマだった。

まじめに考えれば、超俊敏で破壊的、スーパー聴覚をもつバケモノだけど盲目。この生物にアメリカ軍隊が負けたなんてかなり考えにくいとか、生物が3体ならどうにかなりそうだとか、そんなことをふと思いつきがちだけどそんなつれないことはご法度だ。さすがの地球外生命体でもアメリカ軍が負けるわけないもんね。

それよりも注目すべきは人間ドラマで、いろいろと制限のある困難な生活を強いられていて、精神的に崩壊してもおかしくない状況でギリギリながらもやってこれたのは、家族の愛があったからだろう。

知らぬ間にイヴリンは妊娠までしていて、音を立ててはいけないあんな状況で出産に挑もうとするんだから大したもんだ。子どもたちも、赤ちゃんできたの!?音出したら殺されるのに!?とも言わない。しっかりした信頼があるからなんだろうな。パパとママといっしょにいれば大丈夫という信頼ができているんだろう。

だけど、そんな確かな家族の愛のなかでも、末っ子を亡くしたことで自分を責めて責めて責めまくる長女。いかにも年ごろで、いろんなことに悩みまくる思春期がはじまりだしたような女のこ。帰ってくることはない末っ子を失った悲しみが、”じぶんのせいで”という怒りになって、じぶんはいらない存在なのかもしれないなんてゆ妄想にまで発展していく。

まちがいなく、父は娘を愛してやまないんだけど、皮肉にも最後の最後、その愛する娘たちを守る瞬間に、やっと娘への愛が伝わる。これだけハラハラ冷や冷やさせられるなかで、意外に父娘のあったかい愛と悲劇に揺さぶられた。

 

この映画、続編が決定してるんだって。どんな続編なのか見当もつかないけど、グレードダウンだけはしないでほしいなどうか。

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