
ドラえもんがリニューアルしてからの映画6作目。ドラえもんすべての映画では31作目。「ドラえもん のび太と鉄人兵団」のリメイクだね。
今回はまた新たな監督を迎えている。しかも女性、寺本幸代監督。Wikipediaの情報だけど、2013年の「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」で女性アニメ監督として歴代最高興行収入の記録を持っているんだって。ヨッ!社長!
主題歌はBUMP OF CHICKENの「友達の唄」。なんかすごーい!
ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜の映画情報
- 2011年制作
- 108分
- 日本制作のアニメ映画
- 映倫(G)
- オフィシャルサイト
- 監督
- 寺本幸代
- キャスト
- 水田わさび
大原めぐみ
かかずゆみ
木村昴
関智一
千秋
沢城みゆき
小林由美子
加藤浩次
福山雅治

以下、「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜のあらすじ・ストーリー
ある日、ドラえもんとケンカをしたことで北極に運ばれていた部品を見つけたのび太。ドラえもんといっしょに部品を組み立ててみると、巨大なロボットが完成した。
しばらくすると、メカトピアという星からきたリルルという少女がのび太を訪ねてきた。リルルはロボットを探していた。のび太は拾った部品で完成したロボットを、本当の持ち主であるリルルに返すことにした。
しかし、リルルは地球人を捕獲しようと計画している目的で訪れ、ロボットは地球を破壊するための兵器だった…。
ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜の感想・評価・レビュー
「ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史」に続き、ドラえもんがふてぶてしくて鼻につく。トゲトゲしく、のび太のことをやたらバカにするし、暑いにしても気だるそうなドラえもんはとてもきらいだ。
初っ端からこのドラえもんの悪態に、超気分悪くなっちゃった。
いまのアニメとゆーのは、体のつくりをリアルにしなくちゃいけないのかな。いちばんはじめに、メカトピアにいるリルルが着ていたボディースーツはピタピタで、お尻のフォルムをハッキリさせたものだった。
お尻まで割って、ここまでお尻をリアルに描く必要があんのかな。あくまでも子どもを対象にしたアニメであるけど、ちょっと気持ちわるいとゆーか、他意を感じてしまう…。
リアリティーとゆーのは、こうゆーところでないところでも発揮できるとおもうけどな。
それに、ロリコンがさらに増えそうだし。
ストーリーは若干リメイクされ、新たなエピソードが加わっているけど、オリジナルに忠実だった。
ひとつキャラクターが増えていて、ジュドーの頭脳の丸いボール。オリジナルではうるさいオヤジの声だったけど、ずいぶん若くかわいい声になって、さらにはドラえもんの道具でヒヨコモチーフのかわいいキャラクターになってしまった。なんなら歌もうたう。
そして、最大におどろいたのは、ちょっとミュージカル化していたこと。しょっちゅう歌をうたいだすわけではないけど、いつものドラえもんにはない歌のシーンがあった。
オリジナルの鉄人兵団など、昔のドラえもんも時たま、ストーリーのショートカットをするようなかんじでドラえもんたちが歌うシーンが流れたりもしたけど、それとは別物。
今回のエピソードのなかに、ピッポは歌うことが好きだけど、メカトピアでは歌うことは貴族にしか許されていない。しかしのび太たちに上手だと褒められ、みんな好きに歌うべきだと言われ自信を持つというのがある。
こうゆーエピソードがあるから、ピッポが歌うことは自然なことだ。
だけど、かつてたまに歌を挟んだ作品があることもあってか、歌を入れたりしたのかな。新しい寺本幸代監督はそうゆーのが好きなのかな。
若干ディズニーアニメみたいでちょっと気になる。


