
ドラえもんの映画シリーズの第7作目。
この映画から、今では定番の映画の冒頭に響くのび太の”ドラえも〜ん”がはじまったんだって。Wikipediaに書いてあった。でも、「ドラえもん のび太の日本誕生」でも、とつぜんだけどのび太が”ドラえも〜ん」て叫んでた気がする。
ドラえもん のび太の鉄人兵団の映画情報
- 1986年制作
- 100分
- 日本制作のアニメ映画
- 映倫(G)
- オフィシャルサイト
- 監督
- 芝山努
- キャスト
- 大山のぶ代
小原乃梨子
野村道子
たてかべ和也
肝付兼太
山本百合子
三ツ矢雄二
田中康郎
加藤治
熊倉一雄

以下、「ドラえもん のび太の鉄人兵団」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ドラえもん のび太の鉄人兵団」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ドラえもん のび太の鉄人兵団のあらすじ・ストーリー
あるときのび太は北極でロボットの部品を拾う。勝手に持ち出し、ロボットを完成させた。すると、そのロボットを追ってひとりの女の子リルルがやってきた。のび太はロボットの持ち主であるリルルにロボットを返したが、リルルは地球へ侵略を計画中のメカトピアからきたロボットだった。
のび太たちは、メカトピアからの侵略を阻止しようとする。
ドラえもん のび太の鉄人兵団の感想・評価・レビュー
ドラえもん映画がすきなひとで、鉄人兵団がいちばんすきと言っていたひとを何人か聞いたことがある。きっと、ラストの自己犠牲が理由とおもう。
あたしの場合、鉄人兵団は冒険感が低いので好みからはすこし外れる。
戦いの舞台は鏡の世界であっても、いつもの近所。のび太のうち、しずかちゃんのうちだから冒険感が低い。
さらに、敵に立ち向かう仲間が敵から寝返ったリルルという珍しい設定。これはたしかに、ラストを考えると特に感動を呼ぶに相応しいストーリーと言える。
だけどなぜかリルルがすきになれない。これは、完全にあたしの偏見だけど、見た目が気持ちわるい。
ジャイアンやのび太が、”ちょっとかわいい”と表現するのもちょっと気にくわない。
あたしリルルにヤキモチやいたのかな笑。
ただ、しずかちゃんが思いつく地球を救う方法は大胆だけど非常に現実的で、いつも視聴者が思っているようなことをやってのけた。
過去に戻って歴史を変える方法は、他にも無関係なものさえも壊してしまうリスクもあるし、返ってさらに深刻な問題を生む可能性だってある。
視聴者の多くは映画をみていてもどかしい気持ちに何度も何度もなったこもがあるはず。ここでビッグライト使えばいいのにとか、タイムふろしきで戻せばいいのにとか。過去に戻ればいいのに、もそのひとつだとおもう。
今回、しずかちゃんはその選択をした。これはいつもと違う解決の方法で、なんかすこしスッキリするんだ。

