2019.4.6
いぬやしき
原作は奥浩哉の漫画『いぬやしき』。監督は『GANTZ』の映画版も手がけた佐藤信介。
いぬやしきの映画情報
原題 | |||
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制作年 | 2018年 | 制作国 | 日本 |
上映時間 | 127分 | ジャンル | SFアクション |
映倫 | G |
監督 | 佐藤信介 |
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キャスト | 木梨憲武 |
以下「いぬやしき」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「いぬやしき」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
いぬやしきのあらすじ・ストーリー
職場ではミスばかり、家庭では邪魔者扱いを受けるさえないサラリーマン犬屋敷壱郎(木梨憲武)。
ある日、健康診断の再検査で胃がんが見つかった。家族に言えずにいたある夜、宇宙人によって機械の体に改造されてしまった。改造された体には、人間とは違う強靭なパワーや能力が備わっていて、犬屋敷は困っているひとを助ける役割を担うことを決めた。
一方、犬屋敷と同じように改造され、特別な力を手に入れた獅子神皓(佐藤健)は、犬屋敷とは真逆に、次々に人々を殺していく殺人鬼になってしまう…。
いぬやしきをみた記録
見事、全10巻の漫画をコンパクトにまとめていたよ。父と娘のうるうるシーンも、くさくてくさくて日本の映画らしい。
職場ではミスばかり、家庭では邪魔者扱いを受けるさえないサラリーマン犬屋敷壱郎。ある日、健康診断の再検査で胃がんが見つかった。家族に言えずにいたある夜、宇宙人によって機械の体に改造されてしまった。改造された体には、人間とは違う強靭なパワーや能力が備わっていて、犬屋敷は困っているひとを助ける役割を担うことを決めた。
一方、犬屋敷と同時にもうひとり、機械の体に改造されてしまった人間がいた。犬屋敷の娘麻理のクラスメイトの獅子神皓は、手に入れた力で、次々に人を殺す殺人鬼と化してしまった。唯一、不登校になっていた友だち安堂直行にだけその力を教えたが、安堂は人助けにその力を使ったらどうかと助言するが、獅子神は受け入れず、気にくわない者を次々に殺していった。
次々に命を奪う獅子神を止めるために、警察や特殊部隊が追うが一切太刀打ちできなかった。そんな獅子神を止められるのは、犬屋敷しかおらず、安堂と知り合った犬屋敷は獅子神を倒すために未知の力の訓練をはじめた。
ある日、娘麻里が都庁見学の日。新宿で暴れまわる獅子神は都庁も破壊していた。娘や人々を助けるため、犬屋敷は獅子神との一騎打ちで犬屋敷は獅子神を倒し、娘と人々を救った。
日本のSF映画、余裕でかっこよかった。欧米のかっこよさ贔屓があるあたしだけど、ここ数年で日本のSF映画もグイングインとレベルが上がっているんだろうとおもったよ。
ストーリーは漫画のままで、非常にわかりやすい。いいやつも悪いやつも、それぞれ生きている証探しという目的がいっしょ。じぶんなんて…と考えるあまりに、偏った方向へ行ってしまったかわいそうな高校生と、家族からコテンパンにやられる落ちぶれたサラリーマン、人類、みんな共通していろいろと悩みを抱えているけど、ほんの少しの解釈の違いで、こういう悪が生まれてしまう。
ま、最後に愛は勝つってゆストーリーは、溢れに溢れているけど、いくつあったっていいもんだね。