2024.5.4

オッペンハイマー
カイ・バードとマーティン・J・シャーウィンによる『オッペンハイマー 「原爆の父」と呼ばれた男の栄光と悲劇』をもとに、理論物理学者J・ロバート・オッペンハイマーの生涯を描いた伝記。
オッペンハイマーの映画情報
原題 | Oppenheimer | ||
---|---|---|---|
制作年 | 2023年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 180分 | ジャンル | 伝記ドラマ |
映倫 | R15+ | ||
オフィシャルWeb | https://www.oppenheimermovie.jp/ |
監督 | クリストファー・ノーラン |
---|---|
キャスト | キリアン・マーフィー |

以下「オッペンハイマー」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「オッペンハイマー」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
オッペンハイマーのあらすじ・ストーリー
第二次世界大戦下、アメリカで立ち上げられた極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加した J・ロバート・オッペンハイマーは優秀な科学者たちを率いて世界で初となる原子爆弾の開発に成功する。
しかし原爆が実戦で投下されると、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩するようになる。冷戦、赤狩り―激動の時代の波に、オッペンハイマーはのまれてゆくのだった―。世界の運命を握ったオッペンハイマーの栄光と没落、その生涯とは。今を生きる私たちに、物語は問いかける。
引用元https://www.oppenheimermovie.jp/
オッペンハイマーをみた記録
膨大な金と有能な科学者たちの技術で原爆をつくった男。予想していたストーリーとはだいぶ違っていて、ある男性の伝記というよりは政治や身内の抗争が主だったようにおもう。
そんなこと言われても知らんがな、な立場でしかみることはできなかったが、政治に利用された天才の伝記、鑑賞しておいてアレだけど、最後まで息がつまる。みてよかったとは言えないけど、クリストファー・ノーラン先生の映画なのでみなかったらそれはきっと後悔していたはず。複雑で難しい映画ではなかったのは救いだけど、3時間という大作に込められた、放たれた側と放った側のどちらも贔屓していない視点はそういうことなのだろう。
日本人であるなら、各々感じることは様々、悲しみも悔しさも怒りもぜんぶが混ざるような、感想なんてものでは収まりきらない感情がそれぞれあるはず。もっともっと悲惨な描写があったら、という声もあるようだけど、そんなシーンあったら日本じゃ公開されないわよ。