2024.8.16

龍馬伝
映画ではなく大河ドラマですが、どうしても記録をしておきたくて残します。「映画情報」だなんて書いてありますが、フォーマットなので無視してください。
龍馬伝の映画情報
原題 | |||
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制作年 | 2010年 | 制作国 | 日本 |
上映時間 | ジャンル | NHK大河ドラマ | |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009010582_00000 |
監督 | |
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キャスト |

以下「龍馬伝」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「龍馬伝」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
龍馬伝のあらすじ・ストーリー
幕末史の奇跡と呼ばれた風雲児・坂本龍馬。土佐に生まれた名もなき男が、幕末の動乱で薩長同盟に尽力し、明治維新を大きく進める原動力となった。龍馬33年の生涯を、幕末から明治にかけての屈指の経済人で三菱財閥の礎を築いた岩崎弥太郎の視線から描いた。
引用元https://www2.nhk.or.jp/archives/movies/?id=D0009010582_00000
龍馬伝をみた記録
NHKの大河ドラマですが、どうしてもここに記録したい理由がある。日本を変えた偉人たちを知るべきだからです。
大河ドラマもみたことがないし、幕末を真剣に学んだこともないし、福山雅治のファンでもないが、命をかけて情熱を燃やし続け国を変えようとした者たちがいたことにまっこと感動し、震え、涙した。
史実をずいぶんと脚色した(だいぶ違うところも多々あるようだよ)エンターテイメントではあるけれど、むしろエンタメ性を差し引いて血生臭い現実だけを残して想像すると、むしろさらにシビれる。
神回だなんて安っぽく平成令和的な表現はしたくないので、まっこと感銘を受けたすばらしいエピソードの回をあげたいとおもう。
- 40話 清風亭の対決
- 48話 龍の魂
- 47話 大政奉還
- 42話 いろは丸事件
- 28話 武市の夢
いやいや恥ずかしい。エピソードをあげたところで、というか全話でひとつなんだから、って話なんですけれども。あたしの記録のためなので、気もちわるいとおもっても勘弁してつかあさい。
そして、この龍馬伝のあたし的MVP(まっこと valuable player)は以下のお三方です。
- 岩﨑弥太郎を演じた香川照之
- 勝海舟を演じた武田鉄矢
- 山内容堂を演じた近藤将臣
そのほか名だたる役者たちがそろって龍馬伝を作り上げたわけだが、ほとんどの人間が適役であり、むしろ本人だろうと決めた人間ばかりで感服している。ふだん斜に構えて邦画なんて(たま〜にみているけど)と我が国の作品を小バカにしているあたしだけども、名優たちはたくさんいることをおもいだしたことでグッと日本の作品にも気が向いてきた(生意気〜)。存在するだけで意義のある役者も多く、ストーリーにリアリティーを与え、重みや奥行きを出すポジションというのは年季が違う。ただよう緊張感は説得力をもたせて、画が締まるとでもいおうか。こんなにも胸を打たれるドラマがあるとは、浅はかなエンタメしか目にしていなかったんだなと反省している。
特に上にあげたお三方は、声がよくとおって、あたしのからだを突き抜けるような迫力で、リスペクトがたくさん積み重なった。経験値が高い者、生まれながらの役者、役を演じるというより、本人になるというプロフェッショナル以上の最上級の表現がふさわしいはずだ。
全48話という長いエピソードだったが、どれかひとつでも欠けたら今日の日本はないかもしれないという、近代史でもっとも重要な数年を知ることができてしあわせです。まっこと熱くて強くて賢くて悲しくて、分け隔てない人間の生き方を確立させた男たちの目まぐるしい数年に、深い感動がしばらく止まりそうにない。
彼ら偉人たちが令和の日本をみてどうおもうのか知りたいが、国を守り国力を高めるために流された血を無駄にしようとしている時世を悲しんでいるだろう。ついでに、あたしのような怠け者が江戸で暮らしていることにもあきれるだろう。