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ジャンゴ 繋がれざる者
原題:Django Unchained

ジャンゴ 繋がれざる者

第85回アカデミー賞作品賞をはじめ、いくつもノミネート。クリストフ・ヴァルツは助演男優賞を受賞!脚本賞でクエンティン・タランティーノも受賞してるよ。
ちなみにこの年の作品賞は「アルゴ」(2012)だよ。

ジャンゴ 繋がれざる者の映画情報

監督
クエンティン・タランティーノ
キャスト
ジェイミー・フォックス
クリストフ・ヴァルツ
レオナルド・ディカプリオ
ケリー・ワシントン
サミュエル・L・ジャクソン
ドン・ジョンソン
ジョナ・ヒル
ウォルトン・ゴギンズ
デニス・クリストファー
ローラ・カユーテ
M・C・ゲイニー
クーパー・ハッカビー
ドク・デュハム
ジェームズ・ルッソ
トム・ウォパット
ジェームズ・レマー
ジャンゴ 繋がれざる者のネタバレを含む場合があります

以下、「ジャンゴ 繋がれざる者」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ジャンゴ 繋がれざる者」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ジャンゴ 繋がれざる者のあらすじ・ストーリー

時代は南北戦争の2年前、歯科医でもあり賞金稼ぎをしているキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)は、ある三兄弟の手配犯を探すために、奴隷商人に買われた黒人ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)を仲間にした。シュルツはジャンゴと賞金首を探し殺したら賞金の一部を渡すと約束し、腕のいいジャンゴの活躍もあって無事に三兄弟を殺した。
ジャンゴは、かつて雇われていたところでひどい仕打ちを受け、同じく奴隷である妻ブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)と離ればなれになっていた。
シュルツとジャンゴはミシシッピ州グリーンヒルへ向かい、大農園を営むカルビン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)がブルームヒルダを買ったと突き止め、ふたりは芝居をうってカルビン・キャンディのところへ向かうが...。

ジャンゴ 繋がれざる者の感想・評価・レビュー

西部劇と聞いただけで、3時間近くに耐えられそうにないななんて思っていたけど、余裕でおもしろかった。なんなら、けっこうかっこよくて見入った。

 

時代は南北戦争の2年前、歯科医でもあり賞金稼ぎをしているキング・シュルツは、ある三兄弟の手配犯を探すために、奴隷商人に買われた黒人ジャンゴを仲間にした。シュルツはジャンゴと賞金首を探し殺したら賞金の一部を渡すと約束し、腕のいいジャンゴの活躍もあって無事に三兄弟を殺した。

ジャンゴは、かつて雇われていたところでひどい仕打ちを受け、同じく奴隷である妻ブルームヒルダと離ればなれになっていた。そんなジャンゴの話を聞いて、シュルツはもうしばらくいっしょに賞金稼ぎをして金を貯め、そしたらブルームヒルダを買った者を探し出そうと誘い、ジャンゴはシュルツとともに賞金稼ぎをはじめた。

狙いにいった手配犯はバコールとバコール一味。あっさりバコールを仕留めたジャンゴ。銃の腕前はかなりのもの。ジャンゴのデビュー戦の記念に、シュルツはジャンゴにバコールの手配書を渡した。

冬も終わり、シュルツとジャンゴはミシシッピ州グリーンヒルへ向かい、ブルームヒルダを買った者が州で4番めの大農園を営むカルビン・キャンディという男だと突き止めた。シュルツは、ただ奴隷を買いたいと申し出てはノーと言われるだろうと考え、ふたりは芝居をうつ計画を決行することにした。その芝居は、奴隷同士の殺し合いを観戦するのが好きなキャンディに、格闘させるための奴隷”マンディンゴ”を高い金額で買いたいと申し出て屋敷に潜り込む作戦だった。

ブルームヒルダに一歩一歩近づくにつれ、怒りで我を忘れそうになるジャンゴに冷や冷やしつつ、キャンディに気に入られたふたりは大農園の屋敷に案内された。

そこには探し求めていたブルームヒルダがいた。シュルツはドイツ語を話せる奴隷と話したいとブルームヒルダを指名して、部屋に連れてこさせた。しばらくぶりに、ジャンゴとブルームヒルダは再会し、助けに来たことを告げた。

 

ふつうに逃げられる相手ではないからか、ふたりは晩餐に参加。ドイツ語を話すブルームヒルダを気に入った風にして、マンディンゴの話がまとまると、シュルツはブルームヒルダを買いたいと申し出た。

そこへ、晩餐を見ていたキャンディの奴隷スティーブンが、ジャンゴはブルームヒルダを取り戻しに来たのではないかと勘ぐり、キャンディに伝えるとキャンディは激昂。嘘をついていたふたりは追い詰められ、マンディンゴではなくブルームヒルダを1万2000ドルで買い取った。

取引を終え、屋敷を後にしようとしたところでキャンディに握手を求められたが、その瞬間シュルツは我慢ができなかったとキャンディを射殺。キャンディの手下もジャンゴも加わって銃撃戦になった。シュルツは死に、ジャンゴもブルームヒルダを人質にとられ降伏した。

再び離ればなれになったジャンゴとブルームヒルダ。ジャンゴは、死ぬまで働かされる新たな雇い主に奴隷として売られることになった。そこへ向かう道中、ジャンゴは奴隷商人にバコールの手配書を見せて話をでっち上げ、奴隷商人たちを釣った。銃を渡されたジャンゴは奴隷商人たちを皆殺しにして、ブルームヒルダを助け出した。

最後に、ジャンゴはキャンディの屋敷へ向かい、キャンディの手下や姉、スティーブンを殺してダイナマイトで屋敷を吹っ飛ばし、ジャンゴを待つブルームヒルダのもとへ戻った。

 

シュルツとジャンゴが出会い、理解できない言葉がすこしあるようなジャンゴと、まだふたり慣れない感じで立ち寄った町で、突然保安官をぶっ殺したところから掴まれた。賞金首ってのがそこら中にいるのかと思う瞬間でもあるしね、恐ろしい時代だと知らされる。

賞金稼ぎのことも世の中のことも、いまいちちゃんと知らなそうな、ずっと奴隷として生きてきたであろうジャンゴが、徐々にたくましくなっていくのもたのしいけど、気づいたら相当な一丁前になっていて、映画の前半と後半では別人のようなジャンゴに驚かされる。

 

けっこうバチューンッ!て頭が吹っ飛んだりするもんだから、なかなかびっくりするんだけども、さいごの銃撃戦はかっこいいとすら思えるくらい、血しぶきの演出はこだわった感がうかがえる〜。

撃たれた人間どもがいくつも転がっていて、その人間に弾があたるたびに、肉体をえぐるようで、さらに血が吹き出るように、そしてネチュッと湿り気がある音がするんだけど、なんだかゾワゾワくるのと同時に、ネチュッとしている横でバンバン銃を撃つジャンゴがえらくかっこいい…

 

かつての恐ろしい奴隷制度をテーマに、悲痛な当時の黒人差別を批判しているわけだろうけど、どちらかというと、こんなかっこよくてたくましくて、愛する女のために命をはるも勝ち続ける男って最高だよな!って言っているオシャレな映画に感じた。

珍しく、苦手なはずのタランティーノ映画をおもしろいと思えたことに感動したんだけど、映画のテーマにおける深みは乏しいかもしれない。なぜかって?なんとなくよ。

オシャレだし、ジャンゴかっこいいけど、ずっとバーサスしていて、当然その戦いは殺すことでしか解決しないし。愛は取り戻すことができたけど、一生白人を恨んで生きていくことになるのは変わらなそうだしね。

そしてなにより悲しかったのが、映画のなかで黒人奴隷同士が敵対していたこと。小さい頃からずっと奴隷だと、目の前にいる主人がいちばんになって、おなし黒人はじぶんの敵になってしまうらしい。

 

 

ついでに、レオナルド・ディカプリオもクソ白人役だったけど、とってもかっこよかったのと、相変わらずの素晴らしい役者だった。彼のすごいところは、どんな映画に出てもレオナルド・ディカプリオなんだけど、だけどハマるってところだな!

ジャンゴ 繋がれざる者の予告動画・関連動画
ジャンゴ 繋がれざる者
https://www.imdb.com/title/tt1853728/

役者について思うこと

ジェイミー・フォックス

ジャンゴ 繋がれざる者
https://www.imdb.com/title/tt1853728/

奴隷を脱して賞金稼ぎとなり、愛する妻を救い出したジャンゴを演じたジェイミー・フォックス。

ちょくちょくかっこよさげな役はしているけど、いままででいちばんかっこいい役なんじゃないかな!
好きも嫌いもなかったけど、好きになっちゃったもんね!

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