2018.8.2
インクレディブル・ファミリー
前作「Mr.インクレディブルMr.インクレディブル」(2004)から14年。物語は「Mr.インクレディブル」のその後すぐのお話。助言するとしたら、ぜったいに前作の「Mr.インクレディブル」(2004)をみてからがおすすめ!
インクレディブル・ファミリーの映画情報
原題 | INCREDIBLES 2 | ||
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制作年 | 2018年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 117分 | ジャンル | アニメ |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | https://www.disney.co.jp/movie/incredible-family/ |
監督 | ブラッド・バード |
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キャスト | クレイグ・T・ネルソン |
以下「インクレディブル・ファミリー」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「インクレディブル・ファミリー」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
インクレディブル・ファミリーのあらすじ・ストーリー
スーパーヒーローのMr.インクレディブルのボブ、イラスティガールのヘレンたちは、街に現れた悪党を退治したときに街中を破壊してしまい、悪を退治したにもかかわらず警察から事情聴取を受けた。
そんなとき、デブテック社の社長ウィンストンからヒーロー支援の話が入った。イラスティガールが街を救うことでヒーロー復活を人々に認めてもらおうというウィンストンの話に乗り、インクレディブルに子どもたち3人を任せ、イラスティガールは街を救いに戦いに出るが…。
インクレディブル・ファミリーをみた記録
前作「Mr.インクレディブル」のお話から割とすぐ後のストーリー。前回同様に、また家族の絆を確かめることになる惨事が起こる。
あれからそんなに時は経っていないが、子守をするとその子たちの成長ぶりに驚くお父さん。思春期のヴァイオレット、苦手な勉強とたたかうダッシュ、まだまだ未知なジャックジャック。お父さんは三人の育児の毎日、お母さんは外の平和を守る、というインクレディブルが主夫という構図。世間にもきっとお父さんが家事をしている家庭は増えてきているだろうけど、まさに近年の社会を表しているようだった。
そんな中起こる問題を解決し、家族の絆を深めていくのだけど、今回は特にイラスティガールが大活躍で、インクレディブルをも凌ぐ超人パワーを見せつけてくれる。社会にどんどん出ていっている女性の活躍をテーマにしているのだろう。前作までインクレディブルを支える、よい妻だった女性が、インクレディブルと同様に外で平和を守る仕事と家庭を守る母業を両立させていくには、夫の理解と協力が必要だということを伝えている。
ギャグセンスは前作同様、とてもおもしろかったのだけど、特にダッシュのセリフが秀逸!サブヒーローにもおもしろポイント入れてくるのも抜かりなくてリスペクト。
さらに、前作からのアニメーションのクオリティの高さは、ど素人のあたしがみても明らかだし、キャラクター以外はまるで本物で、大迫力と凄まじい音響にも驚かされたよ(映画館の7.1サラウンドってすごい!)