2018.4.4
ドラえもん のび太の雲の王国
ドラえもん映画シリーズ13作目。第9回ゴールデングロス賞優秀銀賞を受賞したのだそう。
環境問題を取り上げていて、小さい子みんながみるべきだと思うドラえもん映画。
ドラえもん のび太の雲の王国の映画情報
原題 | |||
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制作年 | 1992年 | 制作国 | 日本 |
上映時間 | 100分 | ジャンル | アニメ |
映倫 | G |
監督 | 芝山努 |
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キャスト | 大山のぶ代 |
以下「ドラえもん のび太の雲の王国」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ドラえもん のび太の雲の王国」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ドラえもん のび太の雲の王国のあらすじ・ストーリー
天国は雲の上にあるとおもっていたのび太。学校でバカにされて、ドラえもんに泣きついた。
ドラえもんは雲を固められる作れる道具を出して、のび太は雲の王国を作った。
あるとき、雲が気流に流され雪山と接触。山に下りると、倒れた少年を発見し連れて帰り看病した。少年は元気になったのか、のび太たちが次に雲の王国へくると消えていた。
その後、のび太たちは雲の王国で遊んでいると、自分たちで作った雲の王国以外にも天上世界があり、天上人たちが暮らしていることを知る。
ドラえもん のび太の雲の王国をみた記録
総合的に「ドラえもん のび太の竜の騎士」に似ている。「ドラえもん のび太の竜の騎士」との差は、環境問題を大きくテーマにしていることと、秘密基地規模が大きくなったこと。
趣旨は違えど、人々が知らない場所に秘密基地をつくる。秘密基地開発する。地上人ではない人間と出会う。地上で絶滅したとされる生物たちを保護。地上人に憤慨していて襲おうとしている。地上人が地球を汚しているとわめく。
このパターンはまるで「ドラえもん のび太の竜の騎士」だ。その他のシリーズでも似たようなテーマはあるけど。
雲の上に国があるかもしれないなんてことは、小さな頃にこの「ドラえもん のび太の雲の王国」をみたり、「天空の城 ラピュタ」をみたりして子どもながらにロマンを感じたものだ。
だから身近なテーマで、ファンタジーが過ぎるにしても夢のあるストーリーは勝手におもしろい。
地上人は動物を大事にしない、空気を汚す、地球を大切にしていない。だからリセットしてもう一度地球生活をさせる「ノア計画」を強行しようとする天上人の気持ちは地上人は理解しなければいけない。でも、争いを好まなそうなやさしい人種そうな天上人が、ドラえもんたちと出会わなかったら、話合いの場すら持たずに強行しようとしていたことはとても腹立たしい。
ましてドラえもんたちだって小学生の子どもなわけだし。
そして地上人には原始時代かのような暮らしから再出発させると。文明を知った地上人に、大雨で地上を流しリセットすると。
天上人、雲の上リセットされたら困るだろうと言いたくなる。天上人こそ野蛮だ。
と、ドラえもんの映画で少し気に食わなくなってしまったけれど、環境汚染の問題はドラえもんを見なくても地球の全員が噛み締めて守らなくてはいけないルールと思うべきことだ。学校の授業でも見せたらいいのにね、この映画でも。