2017.4.16
ズートピア
アカデミー賞アニメ作品賞。日本では上戸彩ちゃんが声優をつとめたことで有名。
カテゴリー:アニメ
ズートピアの映画情報
原題 | Zootopia | ||
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制作年 | 2016年 | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 108分 | ジャンル | アニメ |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/zootopia/1QOxldhm1sKg |
監督 | リッチ・ムーア、バイロン・ハワード |
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キャスト | ジニファー・グッドウィン |
以下「ズートピア」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ズートピア」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ズートピアのあらすじ・ストーリー
動物たちが暮らす大都会ズートピアで繰り広げられる、ディズニーのコメディ・アドベンチャー。豪華なサハラ・スクエアのすぐ隣に、凍える寒さのツンドラ・タウンが広がるこの世界では、様々な動物が一緒に暮らしている。ここでは巨大なゾウから小さなネズミまで、だれでも何にでもなれるのだ。しかしいつでも前向きなジュディ・ホップスは、この大都会で壁にぶち当たることになる。大きくて強い動物たちに混じって、ウサギ初の警察官として認められるのはそう簡単なことではなさそうだ。自分の力を証明するため、舞い込んできたチャンスに飛びついたジュディ。口の達者な詐欺師のキツネ、ニック・ワイルドと手を組み、事件の解決に挑む!※この作品には、激しい光の点滅を伴うシーンがあります。ご注意ください。
引用元https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/zootopia/1QOxldhm1sKg
ズートピアをみた記録
様々な動物が互いを襲うことなく理性を持って生活している世界が舞台。主人公のうさぎジュディ・ホップスが、夢を叶え、さらにあきらめずに奮闘するディズニーのお約束が詰まったアニメ。
小さなころから正義感が強く、世のなかの偏見や固定概念に疑問をもっていたジュディは警察官を夢みていた。しかしうさぎが警察官になんてなれっこない、と周囲から笑われ、親までもが警察官の夢を諦めさせようとしていた。親の反対を押しきり、警察学校へ入学後し、ほかの大きな動物たちに劣るところを必死に努力し鍛錬を積んだ。めでたくジュディは首席で卒業し晴れて警察官になった。しかしジュディが与えられた仕事は、一刻を争う目の前の難事件ではなく交通違反の取り締まりだった。うさぎの警察官にはなにもできっこない、と交通違反を命じられたのだ。せっかく警察官になったのに、ここでもジュディは差別して扱われた。
世界はだれにとっても平等である
これがこの映画のすべて。世界の子どもたちがこれをみて、世界はいつでも平等であるべきで、血も色も関係がないことを心に刻んで、平和な世界をつくってほしい。
だけど、大人になると平等ではないことが多い。社会には、小さい頃に教えられなかった「贔屓」が存在する。平等だと教えられピュアなまま大人になると、優劣を決められたときにショックを受ける。そんな理不尽な!と思うだろう。それを理解した大人は、より得を求めて愛嬌を持ったり知恵を持ったり八方美人を持ったりお金を持ったり、あるいはふて腐れて消化する日々をおくる。理解できない大人は、理不尽だ理不尽だとわめき自分が社会に順応する努力をしない。
大人になることって、ディズニー映画のようなピュアな子には壁が多い。それを貫けるならまた話は別で、大人を楽しめる人間になるはず。ピュアな人間でも、現実を受け入れる人間でも、どちらであっても物事に偏見なく生きていってほしい。ディズニー映画のように自分を貫ける大人がたくさんいたら、平和な世界になるはず。
子どもにみせるのもそうだけど、これはおとなにみせたほうがいいかもね。世界のそこらじゅうの街頭ビジョンで一年くらいずっと流したらいいのに。
2023年2月、なにやら続編の準備が進んでいることが発表されたらしいよ。その一報を知ってもういちどズートピアをみてみたのだけど、かわいくてハッピーでエキサイティングでたのしかった。
さらに一点、以前の記録に付け加えたいことがある。みんなが何にだってなれるといううたい文句があるけれど、みんながすぐにパッと変われるわけではないしとつぜん夢が叶うわけではない。なにかになれる権利をもっているのであって、人一倍やそれ以上の努力はしなければならない。意外とスーッと描かれていたけれど、実はこれがいちばん大変かもしれない。ジュディが警察学校を首席で卒業できたのも、ジュディが犯人を捕まえられたのも、すべてジュディがただならぬ努力をしたからえられた結果。これも子どもたちに教えたいことのひとつだね。
すきなディズニーアニメのトップ3に入るかもしれない。すべてのキャラクターがふわふわでかわいすぎるよ。とにくナマケモノはスペシャルだね!