2022.9.6
ウィークエンド・アウェイ
Netflixオリジナル。原作はサラ・アルダーソンの小説。
ウィークエンド・アウェイの映画情報
原題 | The Weenkend Away | ||
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制作年 | 2022年(劇場未公開) | 制作国 | アメリカ |
上映時間 | 91分 | ジャンル | サスペンス |
映倫 | G | ||
オフィシャルWeb | https://www.netflix.com/jp/title/81283586 |
監督 | キム・ファラント |
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キャスト | レイトン・ミースター |
以下「ウィークエンド・アウェイ」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「ウィークエンド・アウェイ」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
ウィークエンド・アウェイのあらすじ・ストーリー
女2人で楽しむつもりだったクロアチア旅行中に、親友が姿を消した…。真相を求めて奔走するベスは、ウソと裏切りの渦に巻き込まれていく。
ウィークエンド・アウェイをみた記録
ある週末、ベスは娘を夫に任せて親友ケイトが暮らすクロアチアへやってきた。ケイトが泊まる豪華な民泊に宿泊して観光を楽しもうとしていた。派手に遊ぶのが好きなケイトに誘われて、久しぶりにお酒をのんで楽しい一夜を過ごした。ベスは、朝目が覚めるとケイトがいないことに気づく。連絡をしても応答はなく、ケイトの行方がわからない。
昨晩のこともほとんど覚えていないし、昨日はじめて訪れたクロアチアの地でわけがわからない状況。自宅で子守りをする夫もケイトが好き勝手に遊んでいるんじゃないの?と他人事。唯一頼れそうなのは親切にしてくれるタクシーの運転手。しかし探し回るけれど一向に見つからない。
テンポのよい展開で進み、徐々に少しず見つかるヒントを頼りに真相へ近づくにつれて緊迫感も高まる。特に終盤には二転三転、展開が変わっていくと目が離せなくなる。
ありがちなストーリーではあるのだけれど、91分という短さなりに軽快に進むのでダラけることなくちょうどよい。
主人公であるベスが素朴な雰囲気のキャラクターというのも手伝って、彼女が窮地に追い込まれるにつれ応援の気持ちも強くなる。周囲の人間、誰ひとりとして信用できない状況になった精神崩壊寸前の心情もよく表現されていたと思う。
ただ先の展開のために不自然なこともしばしばで、警察があまりに協力的ではないことやシリアの武装集団の仲間と疑われることなど、そんなバカな、と思わずにはいられないことも。まさか海外では少なくないケースなのだとしたら、海外なんて行きたくなっちゃうよ。
2時間のサスペンスみるには気持ちが足りていないな〜というときに打って付けのちょうどよいサスペンスでした!