
主演のアントン・イェルチンは2016年6月に不慮の事故で亡くなっているんだそう。
「グリーンルーム」のあと、数本出演していて「クロッシング・マインド 消えない銃声」(2017)が最後の映画になったみたい。
1989年生まれのまだとても若い役者ね。
グリーンルームの映画情報
- 2015年制作
- 95分
- アメリカ制作のサスペンス映画
- 映倫(PG12)
- オフィシャルサイト
- 監督
- ジェレミー・ソルニエ
- キャスト
- アントン・イェルチン
イモージェン・プーツ
アリア・ショウカット
ジョー・コール
カラム・ターナー
メイコン・ブレア
パトリック・スチュワート
デヴィッド・トンプソン
マーク・ウェバー
エリック・エデルスタイン
カイ・レノックス

以下、「グリーンルーム」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
「グリーンルーム」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。
グリーンルームのあらすじ・ストーリー
売れないパンクバンド『エイント・ライツ』は、ようやく出演が決まったオレゴンの僻地にある名もなきライブハウスに向かった。
しかしライブハウスはネオナチだらけ。なんとか演奏を終えたメンバーたちが楽屋(グリーンルーム)へ戻ると、運悪く殺人現場を目撃してしまった。
ネオナチのボスは、目撃者を消すことを部下たちに命じ、メンバー全員の命が狙われる羽目になる。
楽屋を脱出しようと試みるが、ネオナチ集団が襲いかかる...。
グリーンルームの感想・評価・レビュー
なにが気になって録画しておいたのかは不明だけど、数ヶ月まえにWOWOWで放送したのをやっとみてみた。約1時間半、退屈することなくふつうにおもしろくてビックリ。
おもしろそっておもってHDD入れておいたんだからビックリすることはないんだけど!
基本的に避けているジャンルだとゆことに気づいていなくて、血生臭そうなシーンが出てきてかなりこわかったぜ。基本、こゆのはひとりでみないようにしてたのに。でも半分みちゃったし、終わり気になるし。
ギリギリとまではいかないけど、がんばったほうだとおもう。
B級映画なんだろけど、それにしてはかなり入った。売れないバンドがあるライブハウスで、やばいの目撃して消されそうになる、なんて映画としてはザラにあるストーリーだし、実はなにがおもしろかったのかがよくわかってない。
ただハッキリ言えるのは、ガソリンこそ盗んで生活してるけど、それを除けば夢を持った若者が事件に巻き込まれてしまう様子があまりにも不憫でならないことと、緊張感がハンパないこと。
こんな悲劇あるかよってゆ、ほんとたまたま出くわしてしまっただけであんな恐怖を経験することになる。
やたら消そうとするネオナチたちのやり方には、さっさとやっちまえばいーのにとか、なんでネオナチやねんとか、ネオナチがどこに活きてんねんとか、おもうところは、とゆかあたしがちゃんと理解できてないのかもしれないけど、目撃者を消そうとする方法が痛々しくてこわいのなんの。
べつに痛めつけようとおもっているわけではないから、その手の痛々しいとはちがう感情だけども、マヌケながらも、わざわざ変な消し方をするもんだから余計に恐怖を誘われてるかんじ。
あたしはパンクもナチもぜんぜん知らない分際で、そこに少なからずな関連性があることも知らない。
だからかなりこの映画のいい要素を見逃してる気がする。
にしても、妙に引き込まれた、予想外の映画だったよ。


役者について思うこと
パトリック・スチュワート

こんなところでパトリック・スチュワートを発見した。
パットたちを追い詰めるネオナチのボスを演じた彼。ものすごくこわかった。当たり前だけど、X-MENのプロフェッサーじゃなかった。
すごいこわいのに、やっぱりもうSF顔に見えちゃう。