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チョコレート ドーナツ
原題:Any Day Now

チョコレート ドーナツ

アメリカの映画賞で受賞多数。

1970年代、ゲイの男性が育児放棄された障害児を育てた実話をもとにした映画。
アメリカでの公開は2012年12月、日本での公開は2014年4月。いい映画だとじわじわ口コミで広まって公開になったのかな〜。

チョコレート ドーナツの映画情報

監督
トラヴィス・ファイン
キャスト
アラン・カミング
ギャレット・ディラハント
アイザック・レイヴァ
フランシス・フィッシャー
グレッグ・ヘンリー
クリス・マルケイ
ドン・フランクリン
ジェイミー・アン・オールマン
ケリー・ウィリアムズ
アラン・レイチンス
ミンディ・スターリング
ダグ・スピアマン
ランディ・ロバーツ
ミラクル・ローリー
マイケル・ヌーリー
ジェフリー・ピアース
チョコレート ドーナツのネタバレを含む場合があります

以下、「チョコレート ドーナツ」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
チョコレート ドーナツ」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

チョコレート ドーナツのあらすじ・ストーリー

1979年、ショーパブで働くドラッグクィーンのルディ・ドナテロ(アラン・カミング)は検察局で働くポール・フラガー(ギャレット・ディラハント)に誘われて親密になった。

翌日、ルディは育児放棄されたアパートの隣人のダウン症の息子マルコ(アイザック・レイヴァ)がひとり取り残されているのを見つけて、法律的助言を求めてポールを訪ねた。しかし家庭局に相談しろと追い出されてしまう。マルコとふたりアパートへ戻ると、隣人は麻薬局に逮捕されたため家庭局がマルコを探しにきていた。マルコはそのまま家庭局へ強制的に連れていかれた。

その夜、ポールは謝るためにルディのもとを訪れ、ふたりは仲直りした。その帰り道、施設を抜け出してきたマルコを見つける。ルディはマルコを連れて自宅へ戻った。ルディは、母がいないマルコを引き取りたいと考え、ポールもそれを支援した。

ルディとポールは監護権を取得するために、服役中の母親にも許可を得て、ふたりは同居している従兄弟と偽って法的に申請した。

無事にマルコはふたりのもとで生活することを許され、マルコは学校へ通いはじめ、仲良く三人の生活がはじまった。

しばらくして、検察局の上司からパーティーに誘われた。ルディとマルコを同席させたが、ルディとマルコの様子を見ていた上司はふたりが従兄弟ではないことを察して、すべてがバレて、マルコは施設へ連れていかれ、ポールはクビになってしまった。

再びふたりはマルコを取り戻すために、判事に熱心に監護権の申し立てをすると、審理に応じてもらった。

ふたりは、正直に自分たちの関係で審理に臨むための準備をはじめた。ルディはショーパブの仕事を辞め、マルコの監護権を得るために努力した。しかし、ふたりのマルコへの愛情は認められたものの、子どもにとって不適切な環境下においたことを指摘され却下された。

さらに訴えを続けるために新たに弁護士に依頼したが、出所してきたマルコの母親が親権を取り戻す手続きを行ない、ついにマルコはルディとポールから完全に引き離されてしまった。

母親のもとに戻ったマルコ。母親は男を自宅に連れ込み、マルコを廊下に追い出した。マルコはそのままアパートを離れ、家を探して3日間歩き続け橋の下でひとり死んだ。

ポールは、新聞に小さく載ったマルコの死亡記事を、ルディとポールがマルコの監護権取得に反対した人間たちに送ったのだった。

チョコレート ドーナツの感想・評価・レビュー

深い映画だね、お料理で言ったらコクがすごい。風味がすごい。ミシュランガイド掲載店だ。

 

約90分強と短いけど、愛をたくさんつめこんだ映画。 感動の涙ではなく、おとなの条理のせいで迎えた結末のやり切れなさとか、怒りや悲しみ、苦痛をあらわにしないで、ひたすら耐え続けているダウン症のマルコとか、思うようにいかないことへ真っ向から立ち向かっていったルディやポールの強さとか、すごい心震わさられる。

まさかこんなに悲しい最期になるとはおもっていなかったけど、世界のおとなの条理たちに文句を叩きつけるには最高のシナリオだったんだろうね。

 

時折入る、ルディの歌の歌詞もまたそそるんだ。もしこの映画がミュージカルになったとしても、あたしはみたいとおもうね。それくらい、ルディの歌はこの映画のいいアクセントになっていたのと、感情を揺さぶる最高のシーンになってたよ。

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