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2016.8.14

ゴーストバスターズ(2016)

ゴーストバスターズ(2016)

「ゴーストバスターズ」(1984)のリブート版。オリジナルメンバーのハロルド・ライミスが死去したため、本当は「ゴーストバスターズ2」(1989)の続編に女性たちを新加入させようとしていた構想があったようで、方向転換してリブート版を作ることにしたのだそう。

ゴーストバスターズ(2016)の映画情報

原題 Ghostbusters
制作年 2016年 制作国 アメリカ
上映時間 116分 ジャンル ホラーコメディ
映倫 G
オフィシャルWeb http://www.bd-dvd.sonypictures.jp/ghostbusters/
監督 ポール・フェイグ
キャスト

クリステン・ウィグ
メリッサ・マッカーシー
ケイト・マッキノン
レスリー・ジョーンズ
クリス・ヘムズワース
セシリー・ストロング
アンディ・ガルシア
ニール・ケイシー

ゴーストバスターズ(2016)のネタバレを含む場合があります

以下「ゴーストバスターズ(2016)」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ゴーストバスターズ(2016)」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ゴーストバスターズ(2016)のあらすじ・ストーリー

ニューヨーク。コロンビア大学の物理学博士エリン・ギルバート( クリステン・ウィグ)は大学の終身雇用の審査を控え、日夜研究を重ねていた。しかし、なりゆきでアビー(メリッサ・マッカーシー)と共にゴースト調査を行ったことで、大学を一方的に解雇されてしまう。2人はその知識と技術を活かすため、“幽霊退治”を行う会社「ゴーストバスターズ」を起業するが―。

引用元https://www.sonypictures.jp/he/908738

ゴーストバスターズ(2016)の予告動画または関連動画

ゴーストバスターズ(2016)をみた記録

プロモーションは女芸人をつかったことできっと大成功!渡辺直美ちゃんたちが踊ってるのが超おもしろかったから、きっと昔のゴーストバスターズを知らなかった層に届いたはず。

リブート版では、ゴーストに立ち向かうは女性!となると、やっぱり女性ウケがよい映画になっていた。というのも、時折はさむ女性の「下ネタ」への反応は劇場内、圧倒的に女性の笑い声。日頃、男性からのセクハラに悩んだり、男性の下ネタや変質に気持ちわるさを感じたり、そんな女性がたくさんいるだろうけれど、そんな女性が、この映画で若いイケメン男性にセクハラする女性に爆笑しているのだ。立場が逆だったら『みていて気分悪くなりました・・・』なんて感想が漏れそうなのだけど、女性というのは女性が優位でしているセクハラは大好物なのである。

かくいうあたしも、ケヴィン(クリス・ヘムズワース)に自分をアピールするエリン(クリステン・ウィグ)に大爆笑。ある程度年齢を重ねて、男性遍歴は無いに等しい(勝手な想像です)女性たちが、若いイケメンに何でも許しちゃうメロメロ状態になっているのが楽しくって。確かに年下男性は普段なら頼りないし、興味も無いのだけど、クリス・ヘムズワースなら人生かけてついていきたくなっちゃうしな〜。オーストラリアまでもちろんついて行くよ〜!

それはさておき、時代は女性も男性と変わらない地位を確立できるようになってきて、最近だと初の女性知事も誕生したけれども、映画の世界でもこれまでにない男女間の設定ができたと感心した。『男がかわいくてみんな文句を言わない、観賞用という存在でオッケー、しかもイケメンはバカ!』という新しい設定。『女性をもっと大事にしろー!』という主張はあるところでは、まだまだ続いているようだけど、近い将来『電車の中で20歳の男性が40歳の女性に痴漢され逮捕』なんていうニュースが流れるのかも。女は若ければ若いほどいい?男もだよ?という時代がくるだろうね。話が飛躍しすぎだろうけど、あたしはけっこう可能性の高いこととして思っているよ。

映画の内容は、とにかくコメディ。オリジナルとは比べものにならないまったくの別物として、新しい風を吹かせる強力なコメディになっていました。

クリステン・ウィグは着実に積み重ねていて、近い将来オスカーも夢じゃない気がする。いい映画のオファーがたくさん来るいい女優のはず。鼻がチャーミングだね。
クリス・ヘムズワースは、また新しい境地を見せてくれて女性ファンを増やしただろう。

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