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ゾディアック
原題:Zodiac

ゾディアック

1969年のゾディアック事件を追った男たちの小説、ロバート・グレイスミスの「ゾディアック」を原作にしている。

監督はデヴィッド・フィンチャーで、第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品。

ゾディアックの映画情報

  • 2006年制作
  • 157分
  • アメリカ制作のサスペンス映画
  • 映倫(PG12)
監督
デヴィッド・フィンチャー
キャスト
ジェイク・ギレンホール
マーク・ラファロ
ロバート・ダウニー・Jr
アンソニー・エドワーズ
ブライアン・コックス
イライアス・コティーズ
クロエ・セヴィニー
ドナル・ローグ
ジョン・キャロル・リンチ
ダーモット・マローニー
ゾディアックのネタバレを含む場合があります

以下、「ゾディアック」の感想・評価・レビューの内容は、ネタバレを含む場合があります。
ゾディアック」をまだご覧になられていない方は、十分にご注意ください。

ゾディアックのあらすじ・ストーリー

1969年7月4日、カリフォルニアでドライブ中の若いカップルが銃撃され女性は絶命した、と警察に通報が入る。そしてその通報者は最後に“犯人は俺だ”と言い残していた。それから約1ヶ月後、サンフランシスコ・クロニクル紙に一通の手紙が届き、7月の事件を含め2件の殺害を実行したとする声明文が書き記されていた。それは、のちに自らを“ゾディアック”と名乗る者からの最初の手紙だった。さらに、そこには謎の暗号文も添えられ、それを新聞の一面に載せなければ大量殺人を決行する、と脅迫してきたのだった。以来、同紙の記者エイブリーと風刺漫画家グレイスミスは、この一件と暗号解読に並々ならぬ執着をみせ没頭していく。一方、サンフランシスコ市警の刑事トースキーとアームストロングも取り憑かれたようにゾディアックを追いかけるが・・・。

引用元https://www.allcinema.net/cinema/326201

ゾディアックの感想・評価・レビュー

50年以上もまえに実在した殺人事件で、警察や記者たちはゾディアックと名乗る犯人に翻弄され、散々振り回されたあげく、いまだ未解決のゾディアック事件の映画。

事実が元になっているから、突拍子もないことが起きるわけだけど、当時の警察や記者たちは事件にのめり込む時同時に、自分自身の生活をも侵食されるほど疲弊していってしまう。

警察と記者がゾディアックからのメッセージを受け取って捜査が進み、真実に近づいているように思えたがまた遠ざかりの繰り返しをしている前半と、あれから時間もたち担当していた者たちは退いたあと、クロニクル紙の漫画家ロバートが暗号の解読を一から見直して事件を追う後半にわかれる。

前半は絶望ばかりで、こちらまで疲れてくるのだけど、後半になるとほんの一筋の光みたいなものが感じられて、まさか現実にまだ未解決のままの事件なのに、映画では解いてしまおうとしてるのか、と思うような展開になって、いっときちょっと高ぶる。が、すぐにまた迷宮に逆戻りするのだけど、事件を追う者たちの執念深さは、善悪だけの意味ではなく、もはや取り憑かれたかのような、ゾディアックの謎を解きたいという一心のような、悪を排除する目的とはちがう方向にかんじる。

悪を排除しようとした前半と、ゾディアックに魅了されて謎を解く後半のようにおもった。その心理はぜんぜん理解できないのだけど、映画としてのメッセージがよくわからない分、ゾディアックに魅了された男のドラマと思うとまたちがう見方ができるような気がする。

みているあたしは、ゾディアックに魅了されたわけではないけど、前半後半の展開に引き込まれたことは確か。

ゾディアックの予告動画・関連動画

役者について思うこと

マーク・ラファロ

マーク・ラファロは「スポットライト 世紀のスクープ」(2015)では記者を演じていたけど、真実を追求して走り回る姿がものすごく合っていて、熱心で正義感のある男の役を与えたら最高のパフォーマンスを発揮している。

気を抜けばモシャモシャしたおじさんなのだけど、熱い眼差し情熱的な血がビシッといいところは決めてかかるという人柄とのギャップを生んでいて、それも魅力的に思う。

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