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2018.3.18

ドラえもん のび太の海底鬼岩城

ドラえもん のび太の海底鬼岩城

映画シリーズの4作目。子どもにはトラウマだろって昔から言われてるドラえもん劇場版あるあるで有名な映画のひとつ。

ドラえもん のび太の海底鬼岩城の映画情報

原題
制作年 1983年 制作国 日本
上映時間 94分 ジャンル アニメ
映倫 G
オフィシャルWeb http://www.dora-movie.com/film_history/history_4.html
監督 芝山努
キャスト

大山のぶ代
小原乃梨子
野村道子
たてかべ和也
肝付兼太
喜多道枝
三ツ矢雄二
大宮悌二
富田耕生

ドラえもん のび太の海底鬼岩城のネタバレを含む場合があります

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ドラえもん のび太の海底鬼岩城のあらすじ・ストーリー

夏休み中ののび太たちは、みんなで2泊3日キャンプに行きたいと言い出す。海か山で揉め、両方がある海底へ行くことに。
ドラえもんの道具テキオー灯を浴びて、5人は海底へキャンプ旅行へ向かうが、スネ夫とジャイアンだけは邪な計画があった。数日前ニュースになっていたバミューダ沖で見つかった幽霊船を見つけるために、スネ夫とジャイアンはこっそりキャンプから抜け出してしまう。

ドラえもん のび太の海底鬼岩城の予告動画または関連動画

ドラえもん のび太の海底鬼岩城をみた記録

小さいころみたときも、大人になってみたときも、いまみても超こわいドラえもん映画のひとつ。海底の恐ろしさの描写がまじで本気。子どもはぜったい泣いちゃうはずだ。久しぶりにその怖さを思い出させてくれた。

あたしのベストドラえもん映画上位トップ5に入る海底鬼岩城。タイムマシンを使っておさまりよくする話でもなく、すこし鼻に付くキャラクターのバギーがいたりして好みとはすこし違うんだけども昔から好き。今回はしずかちゃんの勇敢さもポイント。地獄のような場所で、妖怪のような得体の知れない敵のなかに囮としてたったひとり、危険をかえりみず立ち向かう。しずかちゃんが活躍する映画はほかにもあるのだけど、このシビれる展開はほかにはない気がする。コンピューターであるバギーが惚れるのも納得だ。決して気があるわけではない相手をイヤな気持ちにさせることなく煽てることなく、ノリノリにさせる女としてよテクニックも見どころ。

しずかちゃんのエピソードを除けば、特にほかの映画と変わりなく普通で言いようがないのだけど、週末に旅行に出かけるワクワクに似ていて、それをドラえもんで体験できる感じがとてもよい。さらに、いまや都市伝説という言葉で知られているけど、ムー大陸を思わせるような神話的なものも出てきて、きっとワクワク度を上げてる。ミステリアスって魅力だよね。早口で展開もスピーディーで、昭和っぽい流れがまた嫌いじゃない。現代はなんでも余白を大事にしているふうだからなおさら。余白を作らない、つめつめの展開とストーリーは飽きる隙がないのだ。

未だに、夏の香りがしてきたな〜て季節になると、ほんのすこし頭によぎる映画。
いつか、夏休みに子どもとみたいと思ってたりする。

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